サミット閉幕で注目集まる。伊勢志摩産の“あおさ”たっぷり「潮ラーメン」が絶品だった!
「ご当地ラーメンお試し隊」による連載14回目は、伊勢志摩サミットで注目された三重県のご当地ラーメンに注目。サミットが終了した現在も、先進7か国(G7)各国首脳が足を運んだ伊勢神宮などは話題の中心。“アフターサミット”がキーワードとなり、今後も、国内外から多くの観光客が訪れると言われています。しかし、三重の魅力はそれだけではありません。今回は、伊勢志摩の歴史や文化に触れながら、地元の食材をふんだんに使った絶品ラーメンなどをご紹介!
連載14回目は、三重県のご当地カップ麺! ……えっ、キティちゃんの伊勢うどん?
伊勢志摩産の食材を使った「潮ラーメン」
三重県の観光スポットと言えば、伊勢神宮が有名。2016年5月26日、伊勢志摩サミットに参加した先進7か国(G7)各国首脳が参拝したことでも話題となりました。ちなみに、「伊勢神宮」とは俗称のことで、正式名称は「神宮」のみ。天照大神を奉った内宮と豊受大御神を奉る外宮、そのほか、別宮、摂社、末社、所管社など、計125の宮社から構成されています。G7各国首脳は5月26日午前、伊勢志摩サミットの開催に先立って内宮を訪れ、記帳を行なったとのこと。その様子は、伊勢神宮の公式サイトに詳しく書かれています。
都内で三重の味を求めるなら、東京・日本橋にあるアンテナショップ「三重テラス」に行ってみては。おしゃれなカフェが併設されており、三重の雰囲気を体感できます
伊勢志摩サミットをきっかけに、三重の豊かな自然にも注目が集まっています。海岸線が複雑に入り組んだリアス式海岸と、その向こうに見える大小さまざまな島々が一望できる風景は、まさに必見。豊かな食材も、伊勢の魅力のひとつです。伊勢志摩地域は、伊勢エビ、アワビ、カキといった海産物にも恵まれており、古の昔から「御食つ国(みけつくに)」と呼ばれていました。ということは、地元の食材を使ったご当地カップ麺にも期待できそうです!
まず紹介する「伊勢志摩潮(しお)ラーメン」(寿がきや)は、伊勢志摩サミットおよびサミットを成功させるために組織された「伊勢志摩サミット三重県民会議」を応援するというコンセプトで作られたカップ麺。パッケージを見ると、「三重県産うすくち醤油」や「伊勢志摩産あおさ」といった三重の食材を使用していることがアピールされています。それでは、伊勢志摩潮ラーメンを作っていきましょう!
寿がきやの「伊勢志摩潮ラーメン」。三重の食材を使用していることが、パッケージから伝わります
カップ麺としては珍しく、後入れタイプのかやく(あおさなど)も付属しています
お湯を入れて4分で潮ラーメンの完成。伊勢志摩産あおさがたっぷり!
まさに、伊勢志摩の海の幸をふんだんに取り込んだカップ麺! スープを口に含むだけで、磯の風味がいっぱいに広がります。これは、具材に使っている伊勢志摩産あおさやアサリ出汁によるもの。スープにうすくち醤油を使用しているのは、この磯の香りを生かすためのようです。このスープだけでも十分に、ご飯のおかずになりそう。麺は細く、弾力のあるノンフライ麺で、コシも十分。麺と茎わかめとの歯触りの違いも楽しめます。たいへん美味しいカップ麺なので、ぜひレギュラー商品化していただきたい製品だと思いました。
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三重の麺といったら、なんと言っても「伊勢うどん」
次に紹介するのが、「三重限定ハローキティ伊勢うどん」(長登屋)。以前、愛知編で、「名古屋限定ハローキティきしめん(どんぶり付)」を取り上げましたが、その姉妹品のようです。この商品を食べるには、うどんをお湯でゆでる必要があります。つまり、ガスコンロや鍋が必須。残念ながらカップ麺の手軽さは損なわれますが、その分、本物に近い味わいになりそうです。
美味しく作るポイントは、麺をゆでている際に、箸でかき混ぜないこと。その理由は、伊勢うどんはコシがないため、箸でかき混ぜてしまうとブツブツッとちぎれてしまうから。沸騰するお湯にうどんを踊らせておくだけで完成するので、ゆであがるまで、あせらず待ちましょう。
名古屋のきしめんに続き、ハローキティを使った伊勢うどんをご紹介します
パッケージの中身は、ピンクの丼、うどん、たれ(しょう油)となっており、たいへんシンプル
大量のお湯でうどんをゆでます。コンロと湯切りできる場所があれば、オフィスでも作れるはず
湯切りしたうどんに出汁をかけて完成。家にいながら、お伊勢参り気分を味わえるかも
ゆであがったうどんを丼に入れ、その上から付属の出汁をかけると、伊勢うどんの完成! うどんと出汁だけというシンプルな組み合わせですが、食べてみると、たいへん深みのある味がします。ただ、これだけではシンプルな味なので、もう少し豪勢な伊勢うどんを食べたいと思うこだわり派は、ネギや鰹節などの薬味を使うといいかも。さまざまな薬味を試して、あなただけの伊勢うどんを見つけてみては。
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(おまけ)「忍ジャーエール」でござるよ! ニンニン!
ジンジャーエールとしての味にもこだわった「忍ジャーエール」
三重のもうひとつの顔は、忍者の里。「伊賀流忍者の里」は有名で、外国人観光客が集まる人気スポットとなっているそうです。そんな三重県で売られているのが「忍ジャーエール」(大田酒造)。これは、地酒「半蔵」の仕込み水(酒造りに使われる水)を使用したという、味にもちゃんとこだわったジンジャーエール。名前がおもしろいだけではありませんよ! アンテナショップやネット通販でも購入できるので、ぜひ飲んでみてほしいでござる。ニンニン!
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連載14回目は、“アフターサミット”で注目の集まる伊勢志摩を中心とした三重を制覇!
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