2016年6月１日早朝、東京・北区のJR王子駅で人身事故があり、京浜東北線が一時運転を見合わせた。ＪＲ東日本によると、京浜東北線は約1時間後に運転を再開したが、高崎線や宇都宮線、湘南新宿ラインなども一時運転を見合わせ、乗客約6万5000人に影響した。

ツイッターには次のようなツイートが投稿され、話題となっている。

首都圏の各線が会話している形式で、「俺も」「俺も」「僕も」と次々に影響していった様子を表している。「じゃあついでに俺も遅れとくわ」と山手線が締めて、オチとなっている。

ハッシュタグ「＃京浜東北線の日常」が付けられているとおり、いかにも手慣れた日常会話の雰囲気を醸し出して、笑いを誘っている。

いつもの「遅延フェス会場」...

もはや「日常」と噂されるほどの京浜東北線の事故と、それをきっかけに連鎖する遅延のパレードについては、こんな声が寄せられている。

なるほど「遅延フェス会場」とは、上手い。こう頻繁だと、笑い飛ばすしかない。

「また京浜東北線遅延かよ」「京浜東北線はダメな子」「先週も遅刻したんだよな?」といった声が多い。

「京浜東北線の遅延の為に3000円くらい減給されてる。派遣辛い」という切実な声も......。

「遅延1回につき100円バックとかになれば、JRも真面目に対策講じるのかな？」「なぜ京浜東北線にホームドアが付かないのか」といった意見もある。たしかにホームドアは事故防止対策としては効果があるかもしれない。もちろん莫大な費用はかかるだろうが......。


京浜東北線（Tennen-Gasさん撮影、Wikimedia Commonsより）