マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、28日のプレミアリーグ第27節アーセナル戦で、審判に抗議する際に倒れ込んで話題となっている。

ユナイテッドが3-2と大一番を制した一戦で、ファン・ハール監督はアーセナルFWアレクシス・サンチェスがダイブしたと第4審判に抗議。その様子を伝えようとしたのか、大げさにコケてみせた。

64歳のファン・ハール監督の渾身の“演技”は、アカデミー賞発表が迫るタイムリーさもあって、ソーシャルネットワークで大きな反響を呼んだ。

今季のユナイテッドは不安定な成績が続き、2017年までの契約を結ぶファン・ハール監督だが、今季終了後に解任されるとの噂もある。イギリス『テレグラフ』は、「重圧が増しているにもかかわらず、ファン・ハールはユーモアを失っていないようだ」と報じた。

勝利したこともあってか、ファン・ハール監督は試合後、自身の行為を謝罪している。クラブの公式サイトがコメントを伝えた。

「少し感情的になっていた。なり過ぎていたかな。主審と副審、第4審判の権威にとって良くなかった。謝罪したよ。彼らは受け入れてくれた」