北海道遠軽高等学校(北海道)
北海道遠軽高等学校は、北海道紋別郡遠軽町にある公立の男女共学校。ラグビー部、吹奏楽部、陸上部、山岳部などが全国の舞台で活躍をしています。
野球部は、2013年の第85回選抜高等学校野球大会に21世紀枠で甲子園初出場、初勝利を収めています。昨秋は北見支部予選2回戦で敗退。全道大会への出場はなりませんでした。この春こそ全道大会へと意気込む遠軽野球部ナインは、雪の上でも元気に練習を繰り広げています。
■遠軽高校の永澤 侃太君(学年:2年/役職:主将)にお話を伺いました!
Q. 部員は何人いますか?
1年生が17人、2年生が18人です。
Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。
学校に野球グラウンドがあり、そこにビニールハウスもあります。
雪の上でも元気そうですね!
[page_break:今年のチームについて]今年のチームについて雪上での練習(遠軽高等学校)
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
「バッティング」「走塁」「仲の良さ」です。
Q. このオフシーズンのチームとしての目標を教えてください。
誤魔化さず正しくやることです。
Q. 基本ですが、難しいところですね。オフシーズンの名物練習やキツい練習はありますか?
ロング走はとてもキツいと思います。
Q. そういった練習を乗り越えて、春夏はどんな目標を抱いていますか?
春は全道大会出場。夏は甲子園です!
秋の大会を振り返って室内練習場(遠軽高等学校)
Q. 秋の大会はチームにとって、どんな大会でしたか?
新チームとなり積み上げてきたものを出し切ることができずに終わった大会でした。
Q. それは悔しいですね。支部予選を勝ち進み、全道大会でも結果を残すために取り組んでいきたいことはありますか?
チームで同じ目標に矢印をそろえて練習に取り組んでいきます。
Q. 新チームになってから、ここが今最も成長したと感じることを教えてください。
バッティングが一番成長した部分だと思います。
Q. チームの中で、秋に活躍した仲間を紹介してください。
伊藤 遼馬、古間木 大登ですね。伊藤は緊急リリーフでしたが、しっかりと抑えてくれました。古間木は、勝負強いバッティングで打線を引っ張ってくれました。
Q. 続いて、チームの中で春以降キーマンとなってくれるであろう選手を教えてください。
福田 純平、阿部川 祥也は秋大会で特に悔しい思いをしている二人なので、悔しさをバネにこの冬成長し、活躍してくれると思います。
Q. さて、2年生にとっては最後となるオフシーズン。1年生にとっては、初めてのオフシーズンだと思いますが、春に向けてどんな冬にしたいですか?
チーム全体で今年の冬季練習が最後という気持ちを強く持ち、甘さ・弱さ・ぬるさを徹底的になくし練習に取り組んでいきます。
永澤主将、ありがとうございました!
[page_break:指導者が語る!このチームの強み]ここからは、遠軽の福田 純平副主将にお話を伺います!
Q. 高校野球が好きな理由は何ですか?
最後の最後まで何があるかわからないところです。
Q. そこは野球の醍醐味ですよね!さて、この冬はどんな風に過ごしていますか?
課題を潰し、ケガをしない体作りをしていきたいと思います。
雪上での練習(遠軽高等学校)
Q. ケガをしない体作りは大事ですね。では野球をする上でモットーにしている好きな言葉はなんですか?
「向上心」です。
Q. では最後に『自分はここまで成長するぞ!』という熱い宣言と夏までの目標をお願いします。
絶対的エースにまで成長します。甲子園に行くために「力」をつけます!
福田君、ありがとうございました!
指導者が語る!このチームの強み■佐藤 貴之監督に質問!
Q. 今年の冬は、どんなテーマを持っているのでしょうか。
この冬は、1.漫然とやらない。目標を提示するということですね。2.あらゆるスピードの向上。3.人間力の向上。これは誤魔化さない、ということ。これらをテーマにしてきました。
Q. 最後に、厳しいトレーニングに取り組んでいる選手達へ一言、お願いします!
冬こそ野球シーズンです。「弱さ、甘さ、ぬるさ」の徹底排除をしましょう。
厳しいながら、説得力のある言葉ですね。佐藤先生、ありがとうございました!