イタリア・セリエA第3節で、今シーズン早くも実現したインテルとACミランミラノダービーは1-0でインテルが勝利した。

昨シーズン、共に成績不振だったミラノの2大クラブだが、この試合での勝利でインテルは首位に浮上している。試合後インテル・サポーターはネット上のフォーラムで「首位だ」「美しくない勝利だが気にしない。まだまだ成長できる予感はある」「ようやく恥を感じずに職場に行ける」と言った喜びをコメントしていた。

一方のミランのファン・フォーラムでは「試合をずっと支配していたのに」「良いチームの方が負けた」「我々が勝つべきだった」「3-0でリードしていてもおかしくない試合」と、内容が結果に伴わないことを悔やむ声が寄せられていた。

大事なダービーを落としたこともあり、ミランのサポーター内では選手の名指し批判も始まっている。批判は本田圭佑にも向かい「今日の本田にはガッカリだ。何の違いも生み出さなかった」「本田はスペースの無駄だ。攻撃で何も貢献がなかった」といった厳しい意見が寄せられていた。

一方で、この試合から再びミランのユニフォームを着たバロテッリが積極性を見せたことに関して、「バロテッリは少なくとも良いプレーをしていた。良い存在になるかもしれない」などと、ミランにとっては今後に向けての好材料と取ったサポーターが多かった。