海外でリバウド氏が現役復帰する可能性が報じられ、大きな話題となっている。

ブラジル代表リバウド氏は、かつてバルセロナやACミランなどで活躍し、セレソンが優勝した2002年の日韓ワールドカップでは中心選手として活躍したことでも知られている。そんな氏が、自らが会長を務めるブラジル2部モジミリンECのチーム再建のために現役復帰すると、イギリスのガーディアン紙などが報じているのだ。

リバウド氏はキャリア晩年にブラジルへ帰国して以来、古巣モジミリンの会長に就任。選手兼監督と言うポジションで6年間を過ごしたリバウド氏は、昨年より会長職に専念し現役を退いていた。

ところが、チームが今シーズン開幕以来0勝5敗3分けと1勝もできていない危機的な状況に、ピッチへ戻ることを検討し始めているというのだ。

ネット上ではこの報道に好意的な声が多く、「レジェンドの帰還だ」「きっとやれるよ」「この最悪の状態なら彼が10番でキャプテンをやるしかないな」「サポーターのみんなも喜ぶと思う」「頑張って欲しいね、希望がもてるよ」など、43歳の伝説的なプレイヤーに期待を寄せる意見が多数溢れた。

中には「ロナウジーニョも呼び戻してドリームチームでやってくれ」と、メキシコリーグからブラジルのクラブへの復帰が囁かれているロナウジーニョとのコンビ復活を望む声も寄せられている。

リバウド氏の復帰に関しては「膝の状態が良好であれば」と、膝がプレイに耐えられるかという問題はあるが、モジミリンの会長自らがピッチに立つことが、どん底状態の自身のチームを立て直す手っ取り早い再建案であるのは確かなようだ。