12日放送、テレビ朝日「ゴン中山&ザキヤマのキリトルTVスピンオフ ○○がキリトル」では、かつて東京ドームでビールを一日400杯・約32万を売り上げたというおのののかがゲスト出演。「No.1売り子おのののか ビールを売る(秘)テク解説!!」と題し、“元No.1売り子”がそのテクニックを明かした。

「とにかく動く。動き回って」と切り出したおのは「あとは顧客さんがいるんですけど最初の15分は申し訳ないんですけど新規のお客さん」といったコツを紹介。山崎弘也が「あの子から買いたいのにいないって時あんのよ」と話すと「それはまだまだですね。甘いです。(飲み終わるタイミングを)覚えているんです。カワイイだけじゃ売れない」と自信満々で言い切った。

すると番組では実際の現場でNo.1のベテランと新人、二人の売り子に万歩計を付けて比較した。30キロのビールタンクを背負いながらも、スタジアムの階段や観客席を歩き回る売り子達だが、No.1は開始から走り出すと28秒でさっそく1杯目を売り、その一方、新人は1杯目に3分15秒かかった。

結果、約3時間半の売り上げ杯数はNo.1が240杯、新人が90杯。総移動距離は16キロと11キロで5キロもの差が。また注文を受けるとお客さんに近付きながらビールを注ぎ始めるNo.1と、お客さんのもとに辿りついてからビールを注ぎ始める新人――、その差は約6秒あり仮に200杯を販売すると合計で約20分もの差が生まれていることになる。

その他にも、「視野も違くて“今日はすごいお客さん入ってますね”って会話しているふりをしながら次のお客さんを探している」と力説したおの。細かい努力や工夫により売上には大きな差が付くとした。