今季3冠バルサのリーグ最終節に疑惑浮上…LFPが調査へ

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 今季3冠を達成したバルセロナのリーグ最終節、デポルティボ戦が議論を呼んでいる。スペイン紙『スポルト』が報じている。

 先月23日に行われたリーグ最終節、バルセロナは前半5分にFWリオネル・メッシのゴールで先制すると、後半14分にもメッシが加点し、2-0とリードを広げる。しかし、降格の危機にあったデポルティボの猛攻に遭い、後半23分、同32分に立て続けに失点。そのまま2-2で試合を終えた。

 これにより、勝ち点1を獲得したデポルティボはグラナダ、エイバルと勝ち点35で並んだが、直接対決の成績により、16位で残留を決めた。しかし、試合後にデポルティボのDFアルベルト・ロポが『カナル・プルス』のインタビューで話した内容が物議を醸している。

「2-2となった後、彼(シャビ・エルナンデス)には少し気を抜くように話した。ドローは全員にとって良い結果だったと思ったからね」と試合中にシャビと話した内容を明かし、ドローで終えるように持ちかけていたという。

 直後にロポはシャビは聞く耳を持たなかったと強調しているが、この発言により、スペインプロリーグ機構(LFP)が調査することを決めたと『スポルト』が伝えた。


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