マイクロソフト(MS、東京都渋谷区、ダレン・ヒューストン社長)は5日、子どもの難民を支援するプロジェクト「ninemillion.org」公式ブログの日本語版をプレオープンしたと発表した。

 同プロジェクトは、世界で900万人いるとされる子どもの難民に教育やスポーツの機会を与えることを目的として、米MS本社とナイキ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、カナダのNGO「Right to Play」が、2006年6月20日(世界難民の日)に立ち上げたもの。サイトを通じて認知を向上させ、世界中からの寄付を集める試みをしている。

 MS日本法人は、同サイトの英語版ブログの和訳を終えたため、プレオープンとした。07年初めに正式にオープンし、「ninemillion.org」の日本人による活動など、日本人向けコンテンツを追加していく。同社はMSNやWindows Liveのバナー広告などのほか、7日から開始する「MSN Hotmail グリーティングカードキャンペーン」で、ブラジルのサッカー選手ロナウドと子ども難民のカードを期間限定で提供し、プロジェクトの宣伝をする。【了】

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「ninemillion.org」公式ブログ(日本語版)
ninemillion.org 公式サイト
(12/7オープン)