画像提供/上段:左からマヨネーズ・レモン果汁・ソースで実験 下段:ピカピカになった10円玉

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 子どもの頃、母親に「お金を触った手でご飯を食べちゃいけません!」って言われませんでしたか? 私の母も「お金はたくさんの人の手に触れているから、いろんなバイ菌がついているんだよ」と話していました。小さいころに叩き込まれたことというのはなかなか忘れないもので、ずぼらな私でもいまだにお金を触ったあとは面倒でも必ず手を洗うようにしています。同じような人、多いんじゃないでしょうか?

 しかし、このほど私たちを驚かせる驚愕の事実をオーストラリアとニュージーランドの研究チームが発表しました。オーストラリア南東部のバララット大学とニュージーランドの研究機関が両国のカフェやパン屋、スーパーなどで使われている紙幣・硬貨を調査した結果、お金に付着している細菌はごくわずか、健康に被害が出る細菌の付着も低レベルだったらしい。つまり、お金はさほど汚くない、という結論が出たのです。

 しかし海の向こうの研究機関に、急に「お金はそんなに汚くない」と言われても、にわかに信じがたいですよね。そこで、日本銀行の関係者にお金の衛生管理に関して伺ってみました。

 「いや、紙幣や硬貨がきれいか汚いかというのはちょっと私たちではなんとも言えないですね。ただ、市中から日本銀行に戻ってきた紙幣や硬貨について、汚損が目立ち、再流通に適さないものに関しては廃棄しております」(日本銀行 制作広報担当)

 確かに100億枚以上も流通されている紙幣がきれいか汚いかなんて一概に答えることなんてできませんよね。ごもっともです。じゃあせめて僕が今持っている10円玉のみためだけでも綺麗にしてみましょうってわけで、マヨネーズ・レモン果汁・ソースで拭いてみました!!(写真参考) なんでもこれらの食品・調味料は10円玉の黒ずみをきれいに落としてくれるらしいです。

 結果は写真のとおり新品みたいにピッカピカ。汚れがあっても、所詮は身近な調味料でふき取れる程度なので、気分転換に磨いてみてはいかがでしょうか?(梅田カズヒコ/verb)

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