日本に史上最多となる38個のメダルをもたらし、国民に大きな感動と興奮を与えて閉幕したロンドン五輪。“お家芸”と呼ばれる柔道では、男子が史上初めて金メダルを逃すという屈辱を味わったが、選手たちが一様に“一番良い色のメダル”と呼ぶ金メダルは、実は銀メダルと同じく純銀製で、表面を6グラムの金でメッキされている。もちろん、メダルにはお金で買えない価値があるのは言うまでもないが、金1グラムを5千円と換算すると