第180通常国会が9月8日閉会した。問責決議案が参議院で通って、後は審議無しで終わったのだが、法案成立率は66・3%と過去3番目の低水準だった。増税ばかりが目立って特例公債法案や、衆院選挙制度改革案など重要法案は廃案となってしまった。国民不在、党利党略の寝覚めの悪い国会で、これは与野党ともに責められるべきことである。これからは、民主党と自民党の党首選が本格化するが、いずれも次の選挙を見越して、誰な