日本ハムは27日、今季限りで退団した赤田将吾の現役引退を発表した。22日に退団を発表した時には現役続行の意向を示していたが、この日、自ら球団に引退を申し入れ、任意引退が決まった。

 赤田は98年ドラフト2位で日南学園高(宮崎)から西武に入団。同期入団には横浜高(神奈川)で甲子園春夏連覇を成し遂げた松坂大輔がいる。赤田は入団6年目に一軍定着し、12年ぶりの日本一に貢献。10年にトレードでオリックスへ移籍し、13年からは日本ハムでプレーしていた。

 プロ16年間の通算成績は913試合に出場し、通算打率.255、30本塁打211打点だった。今月3日には同級生の久保田智之が現役引退を発表しており、“松坂世代”の選手がまた1人ユニフォームを脱いだ。