インテル移籍のヴィディッチが入団会見「欧州で最も偉大なクラブに来た」

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 インテルに加入した元セルビア代表DFネマニャ・ヴィディッチが、新天地で入団会見を行った。4日、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『FootballITALIA』など、複数のイタリアメディアが伝えた。

 入団会見に臨んだヴィディッチは、「インテルは偉大なクラブの一つで、素晴らしい歴史と伝統を持っている」とコメント。また、「インテルのようなクラブは、シーズン前に大きな期待をされるもの。シーズンが終わった時に、やってきたことを誇れるようにありたいね。僕のモチベーションはすごく高いし、イタリアで何ができるかを示したい」と語り、同クラブでの活躍に意気込んだ。

 一方で、「インテルへの移籍はキャリアにおける後退ではないか」という問いに関しては、以下のように答えている。

「そうは思わない。イタリアのフットボールは僕のスタイルに合っていると思うし、何より僕はヨーロッパで最も偉大なクラブにいるんだからね」

 母国セルビアでプロキャリアをスタートさせたヴィディッチは、2004年からスパルタク・モスクワでプレー。2006年に移籍したマンチェスター・Uでは、在籍9シーズンで5度のリーグ優勝を経験し、チャンピオンズリーグ制覇やクラブ・ワールドカップ優勝など、数々のタイトル獲得に貢献した。今年2月に2013−14シーズン限りでの同クラブ退団を表明。3月にインテル加入が決まっていた。