写真はYoutube「Shocking! Keeper Austin Ejide Throws Ball into his Own net? Nigeria vs Scotland 2014」のキャプチャ

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ネット上にアップされた動画も大人気で、“コミカル”とまで言われているナイジェリア代表ゴールキーパー、オースティン・エジデ。そんな彼のオウンゴールが「実は八百長だったのでは?」と嫌疑をかけられている。

28日、英フルハムの本拠地クレイヴン・コテージで開催された、ナイジェリア代表とスコットランド代表の親善試合。この試合中、ナイジェリアの守護神エジデと、スコットランドのCBグラント・ハンリーの競り合いの結果、ボールはゴールへ吸い込まれた。

結局、このゴールは審判の判断でファールと判定され無効になったものの、よく見ると、ボールをキャッチしようとしたエジデの左手がボールをゴールに向けて放り込んでいるように見える。



ネット上では「非常に奇妙でコミカルなゴールシーン」として話題となったが、FIFAおよびワールドカップの主催管轄である南米のサッカー協会などが、この試合の不透明性に関して指摘。現在調査を始めているが、実はこの試合「八百長が仕組まれる可能性がある」として、英国の家犯罪対策庁(NCA)が開催前からマークしていた、いわくつきのゲームだったのだ。

今のところ「選手が不正を働いた形跡はない」とされているこの試合。ナイジェリアの監督スティーブン・ケシ氏も、怒りを込めて「我々の選手たちはサッカー選手であり、ギャンブラーではない。どこから出た話かわからないが、とにかく根拠のない話だ」と疑惑に対して反論している。

一方で、FIFAのセキュリティー関係の元担当者は「今回のような親善試合が、犯罪組織によるワールドカップ本大会の八百長の予行演習のターゲットになることは十分に考えられる」と警告している。



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