ミランは16日、フィリッポ・インザーギ監督率いるユースチームに0−1と敗れた。パオロ・マルディーニ氏の息子クリスティアンもメンバーに名を連ねたユースチームでは、ガブリエウやベルガラ、サポナーラ、ニアンがプレーしている。サポナーラとニアンは後半からトップチームでプレーした。

カーン戦に続いて練習試合で敗れ、ミランは週末の試合に向けたミラネッロでの滞在を早めることに決定している。試合前、アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役はマッシミリアーノ・アッレグリ監督やチームと40分間にわたって話し合っていた。その結果、17日からウディネーゼ戦に向けて準備することが決まっている。ただし、18日は招集された選手のみが宿泊するという。

ガッリアーニ代表取締役は『ミラン・チャンネル』で、次のように語った。

「罰のための前泊ではない。ミランが12位で満足することはできない。それはもちろん、監督や選手たちに伝えた。集中し、団結する必要がある。考えなければいけない。その意味で、前泊は最善策だと思う。決して罰が目的ではない。監督が決めたことだ。クラブはそれに同意した。だから、選手は誰も異議を唱えていない」

「結果が出ていないときは、常に理由がある。それを見出さなければいけない。前泊を早めたのは、それが全員にとって有益だと考えたからだ」

だが、ガッリアーニ代表取締役はチームの今後に自信をうかがわせている。

「カカー、ビルサ、シルベストレが戻ってくるはずだ。デ・シリオはもう少し待たなければいけない。ウディネーゼ戦では起用できないだろう。だが、バルセロナ戦に間に合うかどうかを見てみよう。ミラネッロは素晴らしい場所であり、収容所や罰というわけじゃない。団結し、集中し、準備するための場所だ。順位を上げ始めていくためにね」