6日のワールドカップ予選でブルガリアに1−0と勝利したイタリア。決勝点を挙げたFWアルベルト・ジラルディーノは、試合後に『Raisport』で次のように話している。

「パオロ・ロッシの記録に追い付くこともできたはずだけどね。少し怒っているよ。2点目も奪わなければいけなかった。僕らは苦しんだ。激しい試合だったね。イタリアは前半が良かった。後半は彼らが僕らにより問題を起こさせたね」

「でも、こういう試合に勝てるということは、強いグループであり、ちょっと運にも恵まれているということだ。苦しむことがあるのはあり得ることさ。(ジャンルイジ・)ブッフォンが何度も僕らを見事に救ってくれた。でも、すべての選手が110%を出したよ」

一方、決定的なセーブでチームを助けたブッフォンは、このように話している。

「満足しているよ。良い仕事をして、チームの役に立てれば、より満足できるものさ。今夜は2、3回、良い形で反応できた。でも、別に普通のことだろう?」

10日にトリノで行われるチェコ戦で、ブッフォンはファビオ・カンナヴァーロ氏に並ぶ136キャップを達成する。

「でも、それをお祝いできるのは、チームメートたちと一緒にブラジルへの切符を手に入れた場合だけだ。トリノで全員が祝えることを願っているよ。今夜の勝利はとても大きいね。その意味では、チェコがホームで負けたことも大きかった」

なお、ブルガリア戦で負傷したDFイニャツィオ・アバーテとDFルカ・アントネッリの代役として、DFマヌエル・パスクアルとDFロレンツィオ・デ・シルヴェストリが追加招集されている。両選手はトリノでのチェコ戦に向け、7日に代表チームに合流する予定だ。