ナポリ? 絶対に倒さなければいけない。ステファン・エル・シャーラウィ? フェノーメノ。マリオ・バロテッリ? バッドボーイなどではなく、完璧なプロフェッショナル。マッシミリアーノ・アッレグリ監督? むむむ…。

サン・シーロでのナポリ戦を3日後に控え、ミランMFケヴィン=プリンス・ボアテングが、さまざまなテーマについて語った。

『スカイ・スポーツ』で「(2位に入ることが)僕らの今季の目標だ。ナポリ戦では勝たなければいけない。でも、難しい試合になるだろう。確かにホームだけど、ナポリは強いからね」とコメント。チームメートたちについては、このように述べている。

「マリオは僕らにとって非常に重要だ。そのパワーとテクニックは、イブラ(ズラタン・イブラヒモビッチ)のようだよ。たくさんのタックルを受けるのは仕方ない。そうじゃないと、彼はゴールを決めるからね。彼が加入したとき、みんなから気をつけろと言われたけど、彼は最高の男だよ。この間も、招集されていなかったのに、ミラネッロに泊まったんだ。翌朝すぐに練習するためにね。これはプロフェッショナルな振る舞いだろう。

「エル・シャーラウィは20歳で16ゴールを決めた。僕にとって、彼はフェノーメノだよ。彼がこれだけのシーズンを送るとは、誰も思っていなかったね」

一方で、ボアテングは自らのこと、そのシーズンについては、このように述べている。

「まだ100%じゃない。肉体的な調子は良いし、毎日全力を尽くしているけどね。アッレグリ監督からは、僕は完璧な選手だと言われている。5つの役割をこなせるから、とね。でも彼には、試合のたびにポジションを変えるのは、僕にとって完璧じゃないと答えたよ」

現在から未来へ。ボアテングの夢は一つだけだ。

「チャンピオンズリーグで勝つことだよ。僕にとっては、ワールドカップ以上なんだ。いつかやってみせる。あのバイエルン(・ミュンヘン)はあまりに強すぎる。僕は、レアル・マドリーをも倒せると思うよ。今のドイツサッカーはヨーロッパのナンバーワンだ」