語学留学で東京に在住している台湾人女性が、「日本の郵便局はとても親切!」とブログに掲載。体験談を紹介した。

 2013年の1月から、日本語を勉強するために留学しているという綺綺(ハンドルネーム)さん。ブログを使って日記をつづっているが、2月14日にはポストに入っていた「郵便物等お預かりのお知らせ」の写真を撮って、ブログで公開。「日本の郵便局はすごく優しい。届け物を配達して不在の場合は、このお知らせを発行してくれる」と述べ、3通りの受け取り方法があることを説明。「このお知らせには電話番号が書かれているので、その番号にかけて次の配達希望日を指定することができる。またQRコードもついていて、それを読み取って指定も可能。もしくは自分で郵便局に出向いてピックアップも可能」と書き込んだ。

 綺綺さんは「台湾の郵便局は、まだこういうサービスがない!」と訴えており、また「再配達は翌日の午後2時から5時までにと指定したら、午後4時48分に届けてくれた。時間をきちんと守ってくれる!」と、郵便局のサービスが完璧だったことに感動している様子。確かに台湾では……郵便物を届けてくれた際不在にしていたら、係員が不在通知をポストに入れてくれるものの、受け取りは「指定された郵便局の営業時間内に、自分で取りに行かねばならなかった」ことを記憶している。再配達してくれるケースがあるかもしれないが、日本の郵便局ほど細やかな対応はしてくれないだろう。綺綺さんにとっては、日本の郵便局のサービスは本当にうれしい内容で、ありがたかったに違いない。

 そしてこのブログ文を書いたのがバレンタインデーということで、「日本ではチョコレートを配り合う、チョコレート祭という感覚になった」という感想も述べた綺綺さん。ミスタードーナツのハート型ドーナツを自分用として買い、バレンタイン気分を味わったという。「日本のミスタードーナツは、クリエイティブな心であふれている」と、こちらも感動したらしい。台湾にも数多くのドーナツショップがあるが、イベントに合わせたさまざまなドーナツを作っている所はないだろう。同じミスタードーナツであっても、台湾の店舗は日本ほどの種類はないような気がする。

 実際に日本に住み始めたことがきっかけで、日々いろんなことを発見したり感動したり、また戸惑うこともあるだろう綺綺さん。留学生活を通して日本の文化や歴史、サービスを肌で体感し、日本のことを以前よりも好きになってほしいものだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)