ドラえもんが描かれている、タイの有名寺院を発見！＝台湾メディア
1969年、漫画家・藤子不二雄によって日本で誕生、今や世界中の人々に愛されているキャラクター「ドラえもん」。親日家が多く日本の漫画やアニメ文化が浸透している台湾では、ドラえもんシリーズのテレビ放送や映画上映が行われているのはもちろんだが、最近は「ドラえもんを描いたタイの寺院」が話題になっているようだ。
台湾のテレビ局・TVBSは放送やウェブニュースで、「タイの有名寺院には、ドラえもんの姿が描かれている」と報道。「寺院の壁には神の教えを説く数々の絵が描かれているが、よく観察してみるとドラえもんを見つけることができる！ 10年前に内装工事を施したこの寺院は、画家が仏教に関する物語を壁画として描いた。だがその画家は大のドラえもんファンで、その趣味を寺院の壁を使って表現したのが始まり。伝統的な経典文字の隣や仏様のそばに、なんと半透明っぽいうっすらとしたドラえもんが存在している。驚くことに、高い塔のてっぺんにもドラえもんが描かれているのだ」と、場景を伝えた。日本人には信じがたい話だが、台湾人も同じ感覚のようだ。
ドラえもんに会えるタイの寺院は「サンパシウ」という名前で、多くの観光客が訪ねているとのこと。さらに特徴を出そうと努力したこの寺院は現在、アングリーバードやカンフーパンダなども壁画に登場させたそうだ。また驚くことに、iPadを抱えた仏様も出現！ 流行や人気キャラクターを描くことで話題を提供し、人足が絶えないこの寺院。「厳粛ムードに包まれた寺院という場所に、愛らしさが加わった」と、大衆を魅了しているようである。（編集担当：饒波貴子・黄珮君）
