毎日新聞と韓国の朝鮮日報が共同で行った世論調査によると、日韓両国が互いの国に抱く親近感が2002年のサッカー・ワールドカップ日韓大会以来、もっとも低い水準となったことが分かった。中国メディアの中国新聞社が報じた。

 韓国では、日本に親しみを「感じない」と答えた回答者が61%に達し、「感じる」と答えた35%を大きく上回った。日本では韓国に親しみを「感じない」と答えた回答者が48%となり、「感じる」と答えた47%を上回った。

 韓国人に「日本と中国がサッカーで対戦するとしたら、どちらの国を応援するか」と尋ねたところ、「中国」と答えた回答者が56%となり、「日本」と答えた15%を大きく上回った。日本人に「中韓がサッカーで対戦したらどちらを応援するか」と尋ねたところ、「韓国を応援する」と答えた回答者が60%となり、「中国」と答えた11%を大きく上回った。

 調査結果に対し、多くの中国人ネットユーザーの反応はサッカーに関する調査結果に集中しており、あるユーザーは「韓国が中国を応援するのは中国が弱いからだ。本当に情けない」とコメントした。

 また別のユーザーは、韓国が中国文化の起源を主張していることを挙げ、「韓国が中国文化を尊重するならば、中国も韓国と仲良くやっていけるのに」と主張した。(編集担当:及川源十郎)