マジョルカ家長、ライバルの戦線離脱によりレギュラー取りのチャンス
 移籍2年目を迎えた今シーズン、レギュラー獲得に向けて厳しい状況に立たされているマジョルカのMF家長昭博だが、ここに来てようやく追い風が吹いてきたようだ。

 先月上旬に指揮官交代を行ったマジョルカだが、家長はここまで、ミカエル・ラウドルップ前監督下の6試合ではスタメン1試合を含む2試合に出場したものの、ホアキン・カパロス新監督下の7試合では途中出場が1試合だけとなっている。とはいえ、27日に行われたラシン・サンタンデール戦では5試合振りにベンチ入りを果たし、今後の出場機会の増加に光明が射し始めた。

 そしてマジョルカは28日、同試合の前半に負傷退場したウルグアイ人MFゴンサロ・カストロが、左足太腿の強い張りにより2週間戦列を離れることを発表した。家長にとって、自身のスタメン入りの壁となってきた同選手の離脱は、絶好のチャンスを意味する。

 なお、マジョルカは今後の2週間で、4日のA・ビルバオ戦、11日のサラゴサ戦に加え、14日にはコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦・ファーストレグのスポルティング・ヒホン戦に臨む。家長にとってこの3試合は、自身の存在感をアピールできるか否かがかかった正念場になるだろう。

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