韓国人の歌手、キム・ジャンフン（46）と世宗大学の独島総合研究所長・保坂祐二教授（55）が、竹島（韓国名：独島）専門サイト「トゥルースオブ独島ドットコム（www．truthofdokdo．com)」を開設したことが23日、明らかとなった。キム・ジャンフンは、サイトの制作費、構成に参加し、保坂教授は、資料の整理を担当した。複数の韓国メディアが報じた。

　韓国メディアは「独島を守るキム・ジャンフンが、オンラインでも『独島は我らの領土 』」「分かりやすい独島専門サイトを開設」などと伝えた。

　キム・ジャンフンは韓国ソウル出身の歌手で、竹島領有権や日本海（韓国名：東海）呼称問題に対して積極的に活動している。また、保坂教授は東京都出身で、1988年から韓国に在住し、2003年に韓国の国籍を取得した日系韓国人。現在、世宗大学校の副教授を務め、日本の朝鮮、満州、台湾に対する支配政策研究、竹島領有権問題分析、日韓文化比較研究などを専門としている。

　韓国語のサイトに続いて、日本語版と英語版もまもなく開設される予定だという。キム・ジャンフンは「各言語版が1つずつオープンされるたびに、独島の真実を知らせることができる。サイトの各ページも、少しずつ改善していく計画で、11月には、アプリケーションも作る予定」と明らかにした。また、「世界の人々から愛され、訪問したくなる独島サイトにする」と強い意思を表している。（編集担当：李信恵・山口幸治）