なでしこ決勝進出!サッカーができる喜びを胸に、スウェーデン撃破の巻。
サッカーができる日々、その喜びを胸に!
スタジアムで躍動するなでしこたち。ドイツ・フランクフルトには4万5千人を超える観客が訪れていました。多くは本来ならその場にいるはずだった、ドイツ代表のサポーターでしょう。チケットがあるから仕方なく、という趣きの人もいたかもしれません。しかし、そうした人々をも魅了し楽しませる試合がそこにはありました。「女バルサ」の呼び声にも十分に応える美しいなでしこJAPANのサッカー。3-1というスコア以上の圧倒的な勝利。開催国・優勝候補のドイツをノックアウトしたチームは、その力を示すように決勝へと駆け上がったのです。
その光景を見ながら、僕は2003年大会の予選のことを思い出していました。最後の枠を懸けてホーム&アウェーで争われたメキシコとのプレーオフ。アウェー・アステカには10万人の大観衆。苦しみながらもアウェー戦を引き分けで帰還した日本代表のため、ホーム・国立には12743人の観衆が集いました。正直、スタジアムはガラガラでゴール裏さえ人はまばら。しかし、日本代表は「こんなにたくさんのお客さんが集まってくれた」と喜び、その想いを胸に、澤穂希・丸山桂里奈のゴールで2-0の勝利。ワールドカップ出場を決めたのです。
シドニー五輪出場を逃したことによる、人気・注目度の低下。暗黒時代と言ってもいい時期。今も選手としてピッチに立つ多くの選手が、そんな辛い時代を知っています。そこから這い上がり、ワールドカップでの奮闘、アテネ五輪への出場、なでしこJAPANという愛称の誕生、北京五輪での4位健闘…結果で周囲を納得させながら、「サッカーができる日常」を彼女たちは守ってきたのです。
その歩みは常にサバイバル。少しの風で吹き飛ばされるような危うさ。現在も東京電力女子サッカー部・TEPCOマリーゼが、震災の影響などを受けて活動自粛中。昼に練習できればまだマシなほうで、バイトが本業という選手も多く、日本のレジェンドである澤穂希さんですら並のサラリーマン程度の薄給でプレーをつづけているのが実態。女子サッカーには、試合の勝ち負け以前に、サッカーができるかできないかという戦いが常に待っているのです。
準決勝後、2得点で一躍シンデレラとなった川澄奈穂美さんは、ワールドカップの準決勝を「日々やっている一戦と変わらない」と言い切りました。この大勝負がいつもの試合と一緒のはずがありません。勝てばメダル、勝てばスター、ご褒美だらけの一戦です。それでも彼女たちが「いつもと同じ」と語るなら、それは毎日・毎試合が「サッカーがある日々」を守るための戦いだからなのでは。1試合でも無気力な試合・不甲斐ない試合があれば、「じゃあ、もうやめようか」と言われかねない過酷さが、大舞台だけでなくリーグ戦の1試合にもあるからでは。
決勝進出・銀メダル以上を確定させたなでしこJAPANは、少なくともまたしばらくの「女子サッカーが注目される時間」を作りました。ドイツ撃破という結果で、世間の注目を集め、地上波中継という扱いも勝ち取りました。なでしこリーグにもお客さんが増えるかもしれません。彼女たちが臨んでいるのは、優勝やメダルだけでなく、サッカーがある日常を勝ち取るための戦い。だからこそ、彼女たちはいつもひた向きで強い。最後まで諦めない。瓦礫に咲く花のように美しい。
強く美しい撫子が、来年もさ来年もその先も咲き誇れるよう、あとひとつ、あとひとつ大きな結果をつかんでほしいもの。「世界一の花」であれば、そう簡単に摘まれることもないでしょうから…。
ということで、もはや優勝以外目に入らない圧倒的ななでしこの強さについて、14日の「ワールドカップ準決勝 日本VSスウェーデン戦」からチェックしていきましょう。
◆金メダルと銀メダルは天地の差!最悪でも金、最高でも金を目指せ!
入場を待つ選手たち。緊張をほぐそうとしたか、エスコートキッズをケツで弾き飛ばしながら、あえておどけてみせる澤。メダルありとメダルなしがどれほど違うのか、多くの選手が北京五輪でその差を噛み締めました。ドイツに勝ってもココで負ければ同じこと。ドイツに勝つという金星を挙げたからこそ絶対に負けたくない一戦。むしろその緊張感は前戦よりも増していたかもしれません。
試合に先立ち、人種差別反対宣言を読み上げる澤の表情は固く、性的嗜好などによる差別へNOを突きつける声はわずかに震えていました。流れる君が代、日の丸に手を当てて気持ちを高める選手たち。これがワールドカップ準決勝という舞台。そう何度もない、人生の分岐点です。
日本はこれまで全試合で同じだったスタメンを変更。トップの永里に代えて、途中交代での出場がつづいていた川澄を起用してきました。ロングボールから縦のロングパス一本で攻撃してくるスウェーデンを見据え、前線から激しく相手を追い回し、ボールの出所を潰す狙いか。
立ち上がりから動きの重い両チーム。準決勝ともなれば連戦の疲れは確実に残っています。それでも中3日の日本と、中2日のスウェーデンなら日程的にも若干日本が有利。スウェーデンの動きは露骨に鈍く、日本のパスワークにプレッシャーをかけることができません。ボールを回せばどれだけでもつなげそうな印象。勝利は近い…そう感じていました。
↓ところが前半10分、日本はミスからボールを奪われ、まさかの失点!
一番怖い、一番やってはいけないことを…!
ミス待ちの相手に狙い通りの先制点を与えてしまった…!
中盤でのボール回しで、澤からの横パスが緩くなったところをかっさらわれての失点。縦ポンかミスか、スウェーデンの攻撃はほとんどそれしかないだろうという中での失点は痛恨。このまま0-1で敗れるようなことがあれば、悔やんでも悔やみ切れないであろう軽いプレーでした。
しかし、なでしこは逆にこれで目を覚まします。相手のプレッシャーが緩いことで、サイドハーフはラクにボールを持てる展開。左からは左右両足を使いこなすテクニシャン・宮間が、右からはドリブル得意のスピードスター・大野が、なでしこを支える両輪が反撃の狼煙を上げます。
前半19分、スピードに乗った大野のドリブルで相手守備陣をかき回すと、左サイドの宮間へ。宮間はダイレクトでクロスを送ると、そのボールはファーサイドで待つ川澄のもとへピタリ。川澄はこのチャンスに全身で飛び込み、何だかよくわかんない感じでボールに触り、うっかりGKの股を抜けてしまうという、生涯最高のインチキゴールを決めてくれたのです…!
↓シンデレラガール川澄のドタバタインチキゴール!
川澄が決めたかどうかってのも若干アヤしいなwwwwwww
まぁ何でもイイや!
試合後、日本代表・佐々木監督は「このゴールで勝利を確信した」と語りました。ミスを取り返す大きな大きな同点弾。すでにこの時間には、スウェーデンはロクに足が動かないことが明らかになっており、そうそう失点する感じもありません。ミスの1点で逃げ切られるという展開さえ防げば、あとは残り時間でじっくりと料理するだけ。
その後も大野・宮間を起点とする攻撃が冴え、スウェーデンゴールに迫る日本。28分にはまたも大野のドリブルから川澄がフリーでシュートを放つ場面を演出。37分にも再び川澄が相手ゴールを脅かすなど日本の一方的な攻撃がつづきます。前半途中のスタッツではボールポゼッションで日本6:4スウェーデンという状態。内容的には勝つべき試合、負けてはいけない試合となりました。
後半に入っても日本の圧倒的な攻勢は変わらず。後半1分に大野が相手GKの動きをよく見て、遠目から頭の上を狙うシュート。これはクロスバーを叩きゴールはなりませんが、ハーフタイムでもう一度気持ちを入れ直してきたスウェーデンのテンションを叩き落とします。
勝負どころを逃さないなでしこは、まるで優勝を狙うチームのような試合運び。後半15分、右サイドで近賀がドリブルでこねくると、中央に一度入れて澤が落とす。宮間のミドルシュートは相手に止められるも、跳ね返ったボールは左サイドの鮫島へ。ゴール前へ送り込んだクロスを相手GKがはじくと、そこに飛び込んだのは澤!ここまで3得点で得点王争いにも顔を出す日本のエースが、ボールを叩くためだけに鍛え上げた顔を、渾身の力で叩きつけます!
↓澤決めた!渾身のヘッド!日本メダルに手をかける逆転弾!
澤さんのヘッドもさることながら、安藤の華麗なスルーがお見事www
「触りませんよ」「触りませんから」ってごまかす痴漢みたいな動きw
勢いに乗る日本はその4分後の後半19分、宮間のスルーパスから安藤が抜け出すと、相手GKは必要以上に飛び出してクリア。これが川澄の足元にピタリ。「川澄八百長疑惑www」「こんなラッキーあるのか」「今日だけで二度目ですよ」というごっつあん展開。無人のゴールへ向けて川澄が蹴ったボールは、緩やかな放物線を描き、銀メダル以上を決定づける3点目に!
↓オイシイ、オイシすぎる川澄!「メダルいただきます」の3点目!
なでしこJAPANのネイルアーティストとして活躍し、ピンクのヘアゴムで決めるそのファッションセンス!そして幸運が向こうから飛び込んでくるカモネギ体質!
女・武田が世界で躍動!
↓ちなみに川澄さんのブログは、内容がわやくちゃで話飛びすぎ傾向アリ!
自分勝手に何の脈絡もなくコメントへの返信をつづけるあたり、将来の大物ネタ師として期待できそうです!
さて、2点差となればもはや試合は決着。佐々木監督はベンチで談笑を開始し「観戦」モード。左サイドの鮫島はドリブル遊びを開始し、相手DFを面白いように抜きまくります。チャンスはおろか攻撃の機会すら作れないスウェーデンは、たまに縦ポンを送り込んでも熊谷がエース・シェリンを完封。試合終盤まできても、先制点の1本を含めて「シュート4本」という体たらく。日本が攻守に圧倒します。
高瀬愛実、上尾野辺めぐみと、ここまで出場機会のなかった選手の試運転を済ませると、最後は鹿島ばりの時間稼ぎ。いやらしくしつこく相手陣内のコーナーフラッグ付近でボールをキープする日本。精根尽き果てたスウェーデンは、ロスタイム最後の攻撃でも足がもつれてボールロスト。なでしこの強さ、なでしこの上手さが一方的に光る戦いで、日本は決勝進出。銀メダル以上を確定させたのです。
試合後は抱き合い、声を上げ、喜びを噛み締める選手たち。しかし、喜びは一瞬で、すぐに彼女たちは夢の頂点へと気持ちを切り替えていました。うっすらと涙を浮かべて登場した佐々木監督は「最悪、頂点を取る」「最高では頂点」と宣言。ここまできたら絶対に優勝すると、全世界のサッカーファンに誓いました。
思いはひとつ、優勝あるのみ。決勝の相手アメリカは、過去一度も勝利がない格上のチーム。それでも今のなでしこならやってくれそうな気がします。ドイツ相手にできた熱闘を、今一度決勝の舞台で見せてほしいもの。「最悪でも頂点」その大きな大きな野望を胸に…。
目指せ優勝!つかめ頂点!日本サッカーに大輪の花を咲かせ、なでしこ!
スタジアムで躍動するなでしこたち。ドイツ・フランクフルトには4万5千人を超える観客が訪れていました。多くは本来ならその場にいるはずだった、ドイツ代表のサポーターでしょう。チケットがあるから仕方なく、という趣きの人もいたかもしれません。しかし、そうした人々をも魅了し楽しませる試合がそこにはありました。「女バルサ」の呼び声にも十分に応える美しいなでしこJAPANのサッカー。3-1というスコア以上の圧倒的な勝利。開催国・優勝候補のドイツをノックアウトしたチームは、その力を示すように決勝へと駆け上がったのです。
シドニー五輪出場を逃したことによる、人気・注目度の低下。暗黒時代と言ってもいい時期。今も選手としてピッチに立つ多くの選手が、そんな辛い時代を知っています。そこから這い上がり、ワールドカップでの奮闘、アテネ五輪への出場、なでしこJAPANという愛称の誕生、北京五輪での4位健闘…結果で周囲を納得させながら、「サッカーができる日常」を彼女たちは守ってきたのです。
その歩みは常にサバイバル。少しの風で吹き飛ばされるような危うさ。現在も東京電力女子サッカー部・TEPCOマリーゼが、震災の影響などを受けて活動自粛中。昼に練習できればまだマシなほうで、バイトが本業という選手も多く、日本のレジェンドである澤穂希さんですら並のサラリーマン程度の薄給でプレーをつづけているのが実態。女子サッカーには、試合の勝ち負け以前に、サッカーができるかできないかという戦いが常に待っているのです。
準決勝後、2得点で一躍シンデレラとなった川澄奈穂美さんは、ワールドカップの準決勝を「日々やっている一戦と変わらない」と言い切りました。この大勝負がいつもの試合と一緒のはずがありません。勝てばメダル、勝てばスター、ご褒美だらけの一戦です。それでも彼女たちが「いつもと同じ」と語るなら、それは毎日・毎試合が「サッカーがある日々」を守るための戦いだからなのでは。1試合でも無気力な試合・不甲斐ない試合があれば、「じゃあ、もうやめようか」と言われかねない過酷さが、大舞台だけでなくリーグ戦の1試合にもあるからでは。
決勝進出・銀メダル以上を確定させたなでしこJAPANは、少なくともまたしばらくの「女子サッカーが注目される時間」を作りました。ドイツ撃破という結果で、世間の注目を集め、地上波中継という扱いも勝ち取りました。なでしこリーグにもお客さんが増えるかもしれません。彼女たちが臨んでいるのは、優勝やメダルだけでなく、サッカーがある日常を勝ち取るための戦い。だからこそ、彼女たちはいつもひた向きで強い。最後まで諦めない。瓦礫に咲く花のように美しい。
強く美しい撫子が、来年もさ来年もその先も咲き誇れるよう、あとひとつ、あとひとつ大きな結果をつかんでほしいもの。「世界一の花」であれば、そう簡単に摘まれることもないでしょうから…。
ということで、もはや優勝以外目に入らない圧倒的ななでしこの強さについて、14日の「ワールドカップ準決勝 日本VSスウェーデン戦」からチェックしていきましょう。
◆金メダルと銀メダルは天地の差!最悪でも金、最高でも金を目指せ!
入場を待つ選手たち。緊張をほぐそうとしたか、エスコートキッズをケツで弾き飛ばしながら、あえておどけてみせる澤。メダルありとメダルなしがどれほど違うのか、多くの選手が北京五輪でその差を噛み締めました。ドイツに勝ってもココで負ければ同じこと。ドイツに勝つという金星を挙げたからこそ絶対に負けたくない一戦。むしろその緊張感は前戦よりも増していたかもしれません。
試合に先立ち、人種差別反対宣言を読み上げる澤の表情は固く、性的嗜好などによる差別へNOを突きつける声はわずかに震えていました。流れる君が代、日の丸に手を当てて気持ちを高める選手たち。これがワールドカップ準決勝という舞台。そう何度もない、人生の分岐点です。
日本はこれまで全試合で同じだったスタメンを変更。トップの永里に代えて、途中交代での出場がつづいていた川澄を起用してきました。ロングボールから縦のロングパス一本で攻撃してくるスウェーデンを見据え、前線から激しく相手を追い回し、ボールの出所を潰す狙いか。
立ち上がりから動きの重い両チーム。準決勝ともなれば連戦の疲れは確実に残っています。それでも中3日の日本と、中2日のスウェーデンなら日程的にも若干日本が有利。スウェーデンの動きは露骨に鈍く、日本のパスワークにプレッシャーをかけることができません。ボールを回せばどれだけでもつなげそうな印象。勝利は近い…そう感じていました。
↓ところが前半10分、日本はミスからボールを奪われ、まさかの失点!
一番怖い、一番やってはいけないことを…!
ミス待ちの相手に狙い通りの先制点を与えてしまった…!
中盤でのボール回しで、澤からの横パスが緩くなったところをかっさらわれての失点。縦ポンかミスか、スウェーデンの攻撃はほとんどそれしかないだろうという中での失点は痛恨。このまま0-1で敗れるようなことがあれば、悔やんでも悔やみ切れないであろう軽いプレーでした。
しかし、なでしこは逆にこれで目を覚まします。相手のプレッシャーが緩いことで、サイドハーフはラクにボールを持てる展開。左からは左右両足を使いこなすテクニシャン・宮間が、右からはドリブル得意のスピードスター・大野が、なでしこを支える両輪が反撃の狼煙を上げます。
前半19分、スピードに乗った大野のドリブルで相手守備陣をかき回すと、左サイドの宮間へ。宮間はダイレクトでクロスを送ると、そのボールはファーサイドで待つ川澄のもとへピタリ。川澄はこのチャンスに全身で飛び込み、何だかよくわかんない感じでボールに触り、うっかりGKの股を抜けてしまうという、生涯最高のインチキゴールを決めてくれたのです…!
↓シンデレラガール川澄のドタバタインチキゴール!
川澄が決めたかどうかってのも若干アヤしいなwwwwwww
まぁ何でもイイや!
試合後、日本代表・佐々木監督は「このゴールで勝利を確信した」と語りました。ミスを取り返す大きな大きな同点弾。すでにこの時間には、スウェーデンはロクに足が動かないことが明らかになっており、そうそう失点する感じもありません。ミスの1点で逃げ切られるという展開さえ防げば、あとは残り時間でじっくりと料理するだけ。
その後も大野・宮間を起点とする攻撃が冴え、スウェーデンゴールに迫る日本。28分にはまたも大野のドリブルから川澄がフリーでシュートを放つ場面を演出。37分にも再び川澄が相手ゴールを脅かすなど日本の一方的な攻撃がつづきます。前半途中のスタッツではボールポゼッションで日本6:4スウェーデンという状態。内容的には勝つべき試合、負けてはいけない試合となりました。
後半に入っても日本の圧倒的な攻勢は変わらず。後半1分に大野が相手GKの動きをよく見て、遠目から頭の上を狙うシュート。これはクロスバーを叩きゴールはなりませんが、ハーフタイムでもう一度気持ちを入れ直してきたスウェーデンのテンションを叩き落とします。
勝負どころを逃さないなでしこは、まるで優勝を狙うチームのような試合運び。後半15分、右サイドで近賀がドリブルでこねくると、中央に一度入れて澤が落とす。宮間のミドルシュートは相手に止められるも、跳ね返ったボールは左サイドの鮫島へ。ゴール前へ送り込んだクロスを相手GKがはじくと、そこに飛び込んだのは澤!ここまで3得点で得点王争いにも顔を出す日本のエースが、ボールを叩くためだけに鍛え上げた顔を、渾身の力で叩きつけます!
↓澤決めた!渾身のヘッド!日本メダルに手をかける逆転弾!
澤さんのヘッドもさることながら、安藤の華麗なスルーがお見事www
「触りませんよ」「触りませんから」ってごまかす痴漢みたいな動きw
勢いに乗る日本はその4分後の後半19分、宮間のスルーパスから安藤が抜け出すと、相手GKは必要以上に飛び出してクリア。これが川澄の足元にピタリ。「川澄八百長疑惑www」「こんなラッキーあるのか」「今日だけで二度目ですよ」というごっつあん展開。無人のゴールへ向けて川澄が蹴ったボールは、緩やかな放物線を描き、銀メダル以上を決定づける3点目に!
↓オイシイ、オイシすぎる川澄!「メダルいただきます」の3点目!
なでしこJAPANのネイルアーティストとして活躍し、ピンクのヘアゴムで決めるそのファッションセンス!そして幸運が向こうから飛び込んでくるカモネギ体質!
女・武田が世界で躍動!
↓ちなみに川澄さんのブログは、内容がわやくちゃで話飛びすぎ傾向アリ!
<川澄奈穂美オフィシャルブログROAD RUNNER 7月11日の記事抜粋>
・今日は前日練習!スタジアムで練習しました〜
↓
・嵐ファンの方、やはりたくさんいらっしゃいますね〜
↓
・でも私の中ではaikoが神なのです☆
↓
・YUIも好きでカラオケで歌ったりもします♪
↓
・ちなみにDVDは買わない派ですね〜
↓
・ピタゴラスイッチ見ました!
↓
・イワシはとっても笑顔でよかったですね(^^)
↓
・サッカー道具でのこだわりはですね〜ピンクのヘアゴムをすること!
↓
・サッカーしてて一番気持ち良いプレーはですね〜やっぱりゴールしたとき!
↓
・なでしこリーグの試合はほとんどが無料です。
↓
・ユニフォームご注文ありがとうございます(^^)
↓
・イワシブログになほの変顔!?って、ビビって確認しました。
↓
・ま、元々お笑い担当なので良しとしといてください(>ω<*)
↓
・明日はいよいよスウェーデン戦です。
↓
・アンニョーン(^^)/
http://pure-city.jp/nahomi/
自分勝手に何の脈絡もなくコメントへの返信をつづけるあたり、将来の大物ネタ師として期待できそうです!
さて、2点差となればもはや試合は決着。佐々木監督はベンチで談笑を開始し「観戦」モード。左サイドの鮫島はドリブル遊びを開始し、相手DFを面白いように抜きまくります。チャンスはおろか攻撃の機会すら作れないスウェーデンは、たまに縦ポンを送り込んでも熊谷がエース・シェリンを完封。試合終盤まできても、先制点の1本を含めて「シュート4本」という体たらく。日本が攻守に圧倒します。
高瀬愛実、上尾野辺めぐみと、ここまで出場機会のなかった選手の試運転を済ませると、最後は鹿島ばりの時間稼ぎ。いやらしくしつこく相手陣内のコーナーフラッグ付近でボールをキープする日本。精根尽き果てたスウェーデンは、ロスタイム最後の攻撃でも足がもつれてボールロスト。なでしこの強さ、なでしこの上手さが一方的に光る戦いで、日本は決勝進出。銀メダル以上を確定させたのです。
試合後は抱き合い、声を上げ、喜びを噛み締める選手たち。しかし、喜びは一瞬で、すぐに彼女たちは夢の頂点へと気持ちを切り替えていました。うっすらと涙を浮かべて登場した佐々木監督は「最悪、頂点を取る」「最高では頂点」と宣言。ここまできたら絶対に優勝すると、全世界のサッカーファンに誓いました。
思いはひとつ、優勝あるのみ。決勝の相手アメリカは、過去一度も勝利がない格上のチーム。それでも今のなでしこならやってくれそうな気がします。ドイツ相手にできた熱闘を、今一度決勝の舞台で見せてほしいもの。「最悪でも頂点」その大きな大きな野望を胸に…。
目指せ優勝!つかめ頂点!日本サッカーに大輪の花を咲かせ、なでしこ!
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