TBSの次期エースはもらった!田中みな実のしたたかすぎる処世術

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ナインティナインの矢部浩之との結婚も近いとウワサされるTBS女子アナのエース、青木裕子。恋に浮かれまくっている彼女の後釜を狙い、早くも次期エースの座をめぐる熾烈な争いが繰り広げられる中、注目株が急浮上している。2009年入社の2年目、“みなみん”こと田中みな実だ。

アイドル顔負けのルックス、ニューヨーク生まれで英語が堪能、青学の準ミスと、女子アナの必須要素をもれなく備えている彼女。最近では青木がレギュラー出演する『サンデージャポン』で「情報ライブみな実屋」なるコーナーを担当し、上目遣いのうなずきを武器に、ぶりっこキャラでプチブレイク。青木を差し置いて話題のドラマ『冬のサクラ』にも出演するものの、自分がキャスティングされた理由については「青木さんはキレイすぎるから(女優を食ってしまうのでは)…」とのヨイショ発言で、先輩へのフォローも抜かりない。これでサンジャポの次のアシスタントはほぼ確定とみた。

ちなみにこのサンジャポでは、彼女がブリブリとしたセリフやポーズを決めるたびに、ワイプには不快感と悪意をあらわにした女性コメンテーターたちの顔が映り(これが本当に性格悪そうでブサイクに見えるから不思議)、この比較効果でいかにも純真そうな田中がいっそう際立つというお約束がすでに出来上がっている。これはプロデューサーに相当気に入られていると言っていいだろう。青木アナ、ウカウカしてるとすぐ替えられるぞ。

一方で、現時点での代表番組ともいえる『東京フレンドパークII』で、田中はまったく違う顔を見せている。先輩・青木のように、カメラに執拗になめられることなど皆無。なぜか声は聞こえるのに姿が見えなかったり、見切れていたり、副支配人・渡辺正行のデカい図体の陰に完全に隠れてしまっていたりと、この番組では彼女の存在感どころか、存在を確認することすらあやうい状態なのだ。カメラクルーに嫌われているのか?なんて心配にもなってくるほど。

しかし、しばらく画面を注視していると、あることに気付く。司会者もゲスト出演者も、観客すらもおかしなくらいに浮かれまくり、バカ騒ぎしている様子を、少し離れたポジションから冷静に、しかし温かい目で見守る小さな田中。その母性的なたたずまいは、中身のない番組における良心であり、阿鼻叫喚の中で視聴者に救いの手を差し伸べる聖母にさえ見える。次第に「実はこの番組は、みなみんの清らかな存在感をアピールするためだけのプロモーション映像なのかもしれない」と錯覚するほどに…。こうして、一番カメラに映っておらず、ほとんど仕事らしい仕事もしていない彼女のことが、最も印象に残るという仕組みだ。しかも、こんな無抵抗なみなみんのことを悪く言うような女がいれば、男性陣からすぐさま性悪という烙印を押されること必至。女子アナを異様なまでに敵視する一般女子も、容易に口を挟めまい。

本人がどこまで自覚的なのかはわからない(何も考えてないだけの可能性もある)が、このスペックでこれだけ世渡り上手なら、次期エースの座はその気になれば簡単に手中に収めることができるだろう。さらに彼女は、ぶりっこキャラに加え、実は器械体操部出身で特技はバク転という、世の男性たちの大好物である“ギャップ”も完全装備している。局内のみならず、日本中に“みなみん信者”が増殖するのも時間の問題だろう。とはいえ、きっとアラサーになる前に、さっさと局アナなんか辞めてフリーになるか、得意の英語を生かして野球選手かサッカー選手のお嫁さんとして海外で暮らすんだろうな。しっかり者のみなみんのこと、もう彼女の手帳にはすでにそう書いてありそうな気がする。

(弾 丸男)
夕刊ガジェット通信

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