サム・アラダイス監督を電撃解任したブラックバーンがディエゴ・マラドーナ招聘に動いていることがわかった。

ブラックバーンは現在、スティーヴ・キーン・コーチが暫定監督を務めるが、オーナーがマラドーナ監督との交渉を認めた。
インドを本拠とした養鶏業者ヴェンキーズのアヌラダ・デサイ会長は14日夜、「クラブを買収したあと、マラドーナ監督の招聘を考えた。まだ交渉は初期段階であり、なんら進展はありません。今のところは、現在のコーチがシーズン末まで指揮を執る。そんな短期間で誰かを任命することはできませんからね」と話した。

マラドーナはプレミアリーグでの監督業に興味を示しており、一方でブラックバーンのオーナー一家は世界的名声のある人物を監督に求めているという。

ただ、キーン暫定監督への信頼は篤いようで、デサイ会長は、「キーンはサッカーのことをよくわかっているし、選手を理解している。彼には全幅の信頼を置いており、いい仕事をやってくれるはずだ。仕事熱心だし、才能もある。また、若く才能ある選手たちともうまくいっている。これは大事なです」と話した。
一方で、アラダイス監督解任については、「監督交代は決して性急な結論ではなかった。かねてからの懸案事項で、リスクは計算ずみなのです」と語った。