インタビュー：渡部秀「いつ話が来るかなとドキドキ・ワクワクしていました」
――番組のエンディングテーマをどのような思いをこめて歌われましたか？
渡部秀（以下、渡部）：今回の歌は、大きく言うと「世界平和」をイメージして歌いました。「仮面ライダーオーズ/OOO（かめんライダーオーズ）」の中に出てくる火野映司という男は、色んな国を旅していて、色んな所で紛争などを見てきた男なので、そういう所を歌で表現できたらいいなというのを意識して歌った歌です。――初レコーディングで、気合いも入ったと思うのですが事前にされた練習はありますか？
渡部：仮歌をいただいて初めて聞いた時に、「すごく難しい曲だな」と思いましたね。それで、毎日撮影の移動中とか寝ながらもずっとかけていました。とにかく聞き慣れるというか頭に叩き込むことを努力しました。――確かに、すごく歌うのが難しそうですよね。歌いあげる自信はありましたか？
渡部：サビも難しいんですけど、AメロBメロもすごく難しい曲だったので、「本当にオレこれできるのかな」とは、思いました。実際レコーディングしてみて、本当に色々なアドバイスをいただいてなんとかできました。――具体的には、どのようなアドバイスをいただきましたか？
渡部：僕自身は音楽があまりよくわからないので、今日ご指導下さった方からは、アドバイスというよりもフォルテッシモとかクレッシェンドとか音楽用語などの細かい所を教えてもらいました（笑）。――音がとにかくとりづらかったらしいですが、今回のでき上がりは100点満点で何点ですか？
渡部：70点くらいですね（笑）。――難しいながらも高得点ですね！ レコーディングでは、あえて火野映司役とは違った部分を見せるようにしたとか。
渡部：そうですね。きっと火野映司は、こんな風に歌わないだろうなという所です。火野映司は、絶対に音痴だろうなっていう感じです（笑）。でも、火野映司っぽさが節々に出ていると思うので、火野映司っぽさプラス渡部秀っぽさも出ているのではないかなと思います。――仮面ライダーオーズと渡部さんファンには、たまらない作品になっているということですね！ 渡部さんの身近な人だと誰に聞いてもらいたいですか？
渡部：親には聞いてもらいたいですね。親がいつも「音痴、音痴」と言ってくるので、見返してやりたいなという気持ちもあるので。これを聞いてもらって「どうだ！」って言いたいですね。それで、音痴と言われてしまったらしょうがないんですけど…。――音痴と言われてしまうと、歌うのが苦手になってしまいそうですが…。カラオケにはよく行くそうですね。
渡部：はい。よく行きます。地元の友達が、何人か東京に来ているので、平均にして月に2回ぐらい一緒に行きます。――どんな曲を歌いますか？
渡部：聞くのが好きなのは「BUMP OF CHICKEN（バンプ・オブ・チキン）」が大好きで、カラオケだと事務所の先輩なんですけど、「ポルノグラフィティ」さんとか、「GReeeeN（グリーン）」とかを歌いますね。――渡部さんの「ポルノグラフィティ」聞いてみたいです。では、平成ライダーの主題歌で好きな曲を教えてください。
渡部：僕は、「仮面ライダー555（かめんライダーファイズ）」の「Justiφ’s（ジャスティファイズ）」とか、「仮面ライダー電王（かめんライダーでんおう）の「Climax Jump（クライマックスジャンプ）」が大好きですね。――どちらも格好いい曲ですね。仮面ライダーが好きだという渡部さんが、実際に、エンディング曲を歌うことになって嬉しがっている姿が想像できます！
渡部：お話をいただいてすごく嬉しかったです。僕は、かなり仮面ライダーが好きなので、歴代の仮面ライダーを見ていて毎年主役の方がエンディングを歌っているのを知っていたので、「来たか」という感じでした（笑）。いつ話が来るかなとドキドキ・ワクワクしていましたので（笑）。――今後は、歌手としての活動も増えそうですか？
渡部：本業は、俳優なのですがこうやって歌もやらせていただけたので、もしチャンスがあれば、同じテレビ朝日ですのでMステに出たいですね。歌番組に出れるようなレベルではないんですけどね（笑）――どうもありがとうございました！
■関連リンク
仮面ライダーオーズ／OOO - avex movie-
渡部秀さんプロフィール
1991年生まれ18歳
2010年ドラマデビュー
2010年9月より「仮面ライダーオーズ／ＯＯＯ」にてドラマ初主演
2010年12月劇場版
「仮面ライダー×仮面ライダーオーズ＆W feat.スカルMOVIE 大戦CORE」でも主演
