リーガ開幕を前に、世界の主要ブックメーカーがリーガチャンピオンを予想した。平均1.79倍でバルサを本命にあげ、R・マドリーが2.10倍の僅差でこれに続いた。モウリーニョ監督の就任も、今のところはバルサ優位をぐらつかせることはないという結果がでている。3位以下のチームのオッズを大きく引き離しており、新シーズンもバルサとレアル・マドリーがリーガの優勝争いの中心にいることは間違いないだろう。

リーガ優勝オッズ※
1.バルサ 1.79
2.R・マドリー 2.10
3.セビージャ 40.44
4.A・マドリー 43.17
5.バレンシア 54.52

 また、チャンピオンズリーグの本命もバルサで平均3.98倍。R・マドリー:5.46倍、チェルシー:7.04倍、マンチェスター・ユナイテッド:8.61倍、インテル:13.21倍となっている。

 一方、リーガピチチ(得点王)では、昨シーズンのピチチ、メッシを抑え、そのメッシと今シーズンからチームメイトとなったビジャが予想オッズのトップに立った。バルサ勢が1位、2位を、R・マドリー勢が3位、4位を占め、さらにイブラヒモビッチとベンゼマもランクインするなどピチチ争いでもバルサとR・マドリーの対決、これにW杯南アフリカ大会のMVPフォルランが加わるという展開が見られるかもしれない。

ピチチ予想オッズ※
1.ビジャ(バルサ) 4.00
2.メッシ(バルサ) 5.50
3.C・ロナウド(R・マドリー) 6.00
4.イグアイン(R・マドリー) 8.00
5.フォルラン(A・マドリー) 10.00
6.ルイス・ファビアーノ(セビージャ) 15.00
7.イブラヒモビッチ(バルサ) 15.00
8.ニウマール(ビジャレアル) 20.00
9.ベンゼマ(R・マドリー) 25.00
10.ソルダード(バレンシア) 25.00

※世界の主要50ブックメーカーの平均オッズ

 バルサの3連覇か、R・マドリーの王座奪回か?優勝争い、そしてピチチ争いなど、どのようなシナリオが待っているのだろうか。来年5月まで続く、熱く長い戦い。リーガ開幕まであと2日だ。

(スペイン通信)