「ぜいたくなチャンスだ」。リヴァプールFWディルク・カイトは、英紙『デイリー・メール』の中で、かつての指揮官であるラファエル・ベニテス監督と再会する可能性があるインテル移籍の可能性について、このように語った。

『デイリー・メール』電子版は、「木曜のヨーロッパリーグ・トラブゾンスポル戦のときに、リヴァプールの幹部から、インテルからFAXが来たことを教えてもらった。僕にとっては、“ぜいたくなチャンス”と言えるものだね」というカイトのコメントを伝えている。

リヴァプールのロイ・ホジソン監督は前日、カイトやMFハビエル・マスチェラーノの残留を強調したばかりだった。同監督は、インテルのマッシモ・モラッティ会長から、リヴァプールの選手たちの獲得は考えていないと断言されたとしている。ただし、そのモラッティ会長は21日、ローマとのイタリア・スーパーカップの際に、「それぞれが好きなことを言えるものだ」と笑って話していた。

『デイリー・メール』は、インテルのオファーが金銭に代替選手(サリー・ムンタリ?)を加えたものではないかとしている。だが、リヴァプールは金銭のみでのビジネスを望んでいるようで、代替選手を含めるアイディアは好んでいないようだ。