中村俊輔と本田圭佑、日本代表においてチームの軸となるのは果たしてどちらか?

テレビ朝日「やべっちF.C.」(6日放送分)では、前回放送分に引き続き、「緊急生討論SP」として、セルジオ越後、名波浩、秋田豊、藤田俊哉(敬称略)ら、著名サッカー解説者が議論を交わした。

視聴者から多く寄せられたという質問から読み上げられた生討論だが、最初のお題は、さっそく代表の核心に迫る“中村俊輔と本田圭佑、チームの軸はどちらか?”というものだった。

その見解と説明は下記の通りだ。

・セルジオ:どちらでもない
「どっちが先発しても、途中交代でも、90分もたないという感じ。チームが低迷しているのは、まさにこれがうまくいってない。俊輔はコンディションが上がらない。本田は点を獲りにいくといっていながら、あまりいってないのね。僕は本当に二人が調子よかったら、一緒に出なくちゃいけないと思っている」

・名波:共存できる
「その具体例として、ポジションを書いてみたんです。(ワントップの下に俊輔、2.5列目的な感じで本田、と説明すると)本田はストライカーとして役割ができる。ゴール前に飛び込む仕事も、調子が悪いなりにやっている。ゴール前に飛び込んでいくと、空いたスペースを俊輔が配球の時に使える」

・秋田:本田
「僕は、俊輔のコンディションが悪すぎるんじゃないかと。本当にいい選手なんですよ。試合を決めることができる。だけど、フィジカル面やメンタリティがあるのは本田なんですよ」

・藤田:共存
「俊輔はこれまで中心でやってきたんだから、ここで外す必要がない。俊輔にゲームを作らせて、本田が一発を狙う」


その他にも、「だから僕は(中村)憲剛」といい出す秋田に、「今いない。だからチームが苦労している。守っているけど、点を獲りにいけない」と語るセルジオなど、初っ端から白熱した議論となったが、本番のピッチに立っているのは、俊輔か、本田か、それとも二人になるのか――。

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