ユヴェントスに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、かつての力はないとする批判に対して反論している。

「自分のクオリティーを発揮できるコンディションにあれば、自分はまだ世界最強のGKだと思っている。リーグ開幕から11月まで、僕は今まででベストの序盤戦を送っていたんだ。でも、7位でリーグを終えれば、『救われる選手がいないのは確かだ』と思うしかないね。自分が100年間で最強のGKになれるかもしれないけど、常に10位や11位だったら、周囲は自分がいることにすら気がつかないだろう」

一方、同選手は連覇を目指すワールドカップについて、次のように話している。

「チャンスは2006年より少ないよね。一度勝てば、繰り返すのはさらに難しいからだ。でも、僕はすごく自信を持っている。特に新しい選手たちに、監督や歴史的グループが好むような献身さがあるからだ。だから、ハイレベルな大会を送る条件はあると思う。ただ、優勝するためには、ニ度と起きないような、運にも恵まれた状況がたくさんないといけないけどね。とにかく、敗退するにしても、イタリアサッカーの良いところを見せて、堂々と大会を去るようでなければならない」

また、ブッフォンはイタリアが世界王者であることが忘れられていることに遺憾の意を示し、優勝候補については「組織力からブラジル。あとはスペインとイングランドだ」とつけ加えた。