ホームにバレンシアを迎える試合前日の記者会見でグアルディオラ監督の怒りが爆発した。前節のアルメリア戦で退席処分を受け、イブラヒモビッチの退場処分と共にクラブは処分取り消しを申し出ていたが、結局これは認められなかった。

 「全ての判定が逆だ。何も分かっていない」というのが処分の対象となった暴言としてアルメリア対バルセロナ戦の主審を務めたクロス・ゴメス氏は、試合の公式記録に記しているが、これが気に入らなかったグアルディオラ監督は記者会見で猛反発。「クラブが処分取り消しを申し出たのは、審判と副審が嘘をついているから。2人ともそれは分かっているはず」と語った。

 グアルディオラ監督が退場となるのは珍しいことではないが、いつも記者会見では、「ジャッジについては話したくない」として主審へのコメントは避けて来た。しかし、クロス・ゴメス主審の退席処分には我慢ができなかった。「彼と会った時に個人的に話をする」とまで語ったグアルディオラ監督。リーガの今後を左右する可能性が高い対バレンシア戦はスタンドからチームを見守ることになる。

(スペイン通信)