人気ゲームブログ『はちま起稿』がデマ記事を掲載しタイトー困惑
ゲーム業界にもちょっとした影響力を持っている人気ゲームブログ『はちま起稿』が、タイトーのゲームソフト『バブルボブル』に関するデマ記事を掲載し、タイトーが困惑していることが判明した。これは『livedoorトレビアンニュース』や『ガジェット通信』の電話取材で判明したもので、他の人気ゲームブログ『アタシ的ゲーム速報@刀』にも「あーあ…はちま起稿が飛ばし記事書いちゃった」と書かれている。
『はちま起稿』が書いてしまったデマ記事はと何か? それは『韓国の三養ラーメンのCMソングが『バブルボブル』のテーマ曲のまるパクリな件』というタイトルで書かれた記事で、韓国で放送されているラーメンのテレビコマーシャルにタイトーの『バブルボブル』のゲームミュージックが勝手に使われているという内容の記事だ。
しかし『livedoorトレビアンニュース』がタイトーに取材したところによると、「ネットで騒がれているようなパクリといったものではございません」と返答されたという。どうやら、タイトーは『はちま起稿』が書いたデマ記事を確認しているようで、かなり困惑しているようす。『ガジェット通信』もタイトーに取材をし、事実確認をすることにした。
<電話取材の内容>
記者 『はちま起稿』に『韓国の三養ラーメンのCMソングが『バブルボブル』のテーマ曲のまるパクリな件』という記事が掲載されていますが、本当のところパクられているのでしょうか?
広報 まったくそのような事実はありません。パクリということはありません。
記者 ということは、韓国のメーカーは正式に許可を得ているのでしょうか?
広報 そうですね。正式に契約をしてテレビコマーシャルに使用されています。
記者 ということは 『はちま起稿』の記事はデマだと?
広報 はい。まったくパクリという事実はありません……。
広報担当者はこの件に対してかなり困惑しているようす。ちなみに、このテレビコマーシャルは10月下旬よりタイトーの許可を得て作られたものであることを明記して放送することになったという。『はちま起稿』は以前にもゲームソフト『ロロナのアトリエ』のバグが修正されたというデマ記事を掲載したことがあった。
『はちま起稿』の管理人には「韓国はすぐにパクリ商品を作る」というイメージがあったのか、日本のゲームソフトの音楽が韓国で使われていただけで、すぐにパクリというイメージに直結したのだろう。人気があるゲームブログだけに信頼ある記事を掲載して欲しいものである。
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