イングランド・プレミアリーグでは25日、リヴァプール対マンチェスター・ユナイテッドの大一番が行われる。公式戦４連敗中のリヴァプールにとって、もしも負ければラファエル・ベニテス監督がベンチに、チームがあらゆる今季の目標に別れを告げることになるかもしれないビッグマッチだ。

マン・ＵはFWウェイン・ルーニーの負傷もあり、FWマイケル・オーウェンが出場するだろう。元リヴァプールの同選手は、ブーイングの嵐で迎えられるはずだ。だが、アレックス・ファーガソン監督はまったく心配していないようである。同監督はむしろ、オーウェンが決勝点を挙げることで、コップ（リヴァプールファンの陣取るスタンド）を黙らせるはずだと語った。

リヴァプールはこの一戦に敗れると、マン・Ｕとの勝ち点差が10ポイントとなり、実質的にタイトルレースから敗退することになる。だが、ベニテス監督は次のように自信を示そうとしている。

「自分のベンチの座については、非常に落ち着いている。未来は違ってくるはずだと分かっているからね。確かに、今は物事がうまくいっておらず、我々は問題を抱えている。だが、それはデータなんだ。私は全体的なことを見る必要があると思うし、だからこそ私は自分が、周囲が思っているよりもずっと、ずっと強いチームを率いていると確信している」