mixiアプリが短期間で広がる理由とは? ミクシィ開発者が語る
Perlは、主にウェブサイトを構築する際に利用されるオープンソースのコンピューター言語だ。国内ではDeNAやライブドア、mixiなどがWEBサイトの構築にPerlを利用している。
そんなPerlの技術者向けのカンファレンス「YAPC::Asia Tokyo 2009」が都内 東京工業大学 大岡山キャンパスにおいて2009年9月10日より開催された。開催期間は、9月10日〜16日の6日間※。
※9月14日以降は特別研修となる
■多彩なサービスが期待できるmixi Platform - ミクシィ 田中氏
株式会社ミクシィ 開発部 プラットフォーム開発チーム 田中洋一郎氏は、「Webエンジニアのためのmixiアプリ開発ガイド」と題したプレゼンテーションを展開。
mixiは現在、「mixiアプリ」「mixi Connect」「mixi OpenID」という3つのプラットフォームからなる「mixi Platform」と呼ばれるオープンソースプラットフォームを提供している。
mixiアプリは、mixiの中にサービスやアプリケーションを開発して提供できる仕組み。開発は法人だけでなく、個人でも行うことができる。
mixi Connectは、mixi外のWebサービスやデバイスなどと連携でき、個人情報も取り扱うことができることから、現在は一般法人のみの提供となっている。
mixi OpenIDは、mixiのユーザー情報(IDとパスワード)を外部サイトの認証に利用できる仕組みとなる。
開発者はmixi Platformを利用することによってmixi上で動作するアプリケーションやWEBサービスを構築することができるというわけだ。
田中氏は「今までのmixiのサービスとは思えない多彩なサービスがmixiに追加されていくというイメージだ。思いもかけないようなアプリケーションが登録されていくことによって、今までにないユーザーの思いや、誰かにアクションしていくことが多様化していくのではないかと思う。それを支えるAPIがmixi Platformである。」と、mixi Platform展開への期待を述べた。
●たかが40万人、されど40万人
mixiでは、mixiアプリが広がる仕組みをいくつか用意している。
まずひとつめは、invite(インバイト)と呼ばれるものだ。「このアプリケーションが面白いから友達にもつかってもらいたい」というときに、友達を選んで招待することができる。
ふたつめは「アクティビティフィード」だ。mixiで日記やコミュニティにコメントを書くと、更新情報がマイミクに配信されるが、それと同じことがmixiアプリでもできる。
たとえば、ゲームで高得点を出した場合、そのゲームの情報がマイミクにも伝えられるといった具合だ。
通常、自作したアプリケーションを多くの人に使ってもらことは難しいわけだが、mixiアプリであれば、一般公開して1〜2週間で何万人、何十万人の人に使ってもらえるという。
現在、mixi上に公開しているmixiアプリは231個。1位は「通信制 脳力大学 - 漢字テスト(ドリコム)」で、すでに40万人に近い人がダウンロードしている状況だ。
田中氏は「mixiの会員数は1,700万人を超えたところ。その中で40万人は少ないのかなと思うかもしれないが、私が住んでいる埼玉県春日市の人口は5万人後半なので、私が住んでいる市の6倍ぐらいの人が漢字テストを使っている。そういうのを考えると、規模の大きさがわかっていただけると思う。」と、誰にでもわかりやすい例をあげて説明した。
ミクシィは今後、mixi Platformやmixiアプリを通じて新たな市場とmixiを創造していくとしている。
■YAPC::Asia
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※9月14日以降は特別研修となる
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株式会社ミクシィ 開発部 ぷらっとフォーム開発チーム 田中洋一郎氏 |
mixiは現在、「mixiアプリ」「mixi Connect」「mixi OpenID」という3つのプラットフォームからなる「mixi Platform」と呼ばれるオープンソースプラットフォームを提供している。
mixiアプリは、mixiの中にサービスやアプリケーションを開発して提供できる仕組み。開発は法人だけでなく、個人でも行うことができる。
mixi Connectは、mixi外のWebサービスやデバイスなどと連携でき、個人情報も取り扱うことができることから、現在は一般法人のみの提供となっている。
mixi OpenIDは、mixiのユーザー情報(IDとパスワード)を外部サイトの認証に利用できる仕組みとなる。
開発者はmixi Platformを利用することによってmixi上で動作するアプリケーションやWEBサービスを構築することができるというわけだ。
田中氏は「今までのmixiのサービスとは思えない多彩なサービスがmixiに追加されていくというイメージだ。思いもかけないようなアプリケーションが登録されていくことによって、今までにないユーザーの思いや、誰かにアクションしていくことが多様化していくのではないかと思う。それを支えるAPIがmixi Platformである。」と、mixi Platform展開への期待を述べた。
●たかが40万人、されど40万人
mixiでは、mixiアプリが広がる仕組みをいくつか用意している。
まずひとつめは、invite(インバイト)と呼ばれるものだ。「このアプリケーションが面白いから友達にもつかってもらいたい」というときに、友達を選んで招待することができる。
「invite」の説明 |
ふたつめは「アクティビティフィード」だ。mixiで日記やコミュニティにコメントを書くと、更新情報がマイミクに配信されるが、それと同じことがmixiアプリでもできる。
たとえば、ゲームで高得点を出した場合、そのゲームの情報がマイミクにも伝えられるといった具合だ。
「アクティビティフィード」の説明 |
通常、自作したアプリケーションを多くの人に使ってもらことは難しいわけだが、mixiアプリであれば、一般公開して1〜2週間で何万人、何十万人の人に使ってもらえるという。
現在、mixi上に公開しているmixiアプリは231個。1位は「通信制 脳力大学 - 漢字テスト(ドリコム)」で、すでに40万人に近い人がダウンロードしている状況だ。
田中氏は「mixiの会員数は1,700万人を超えたところ。その中で40万人は少ないのかなと思うかもしれないが、私が住んでいる埼玉県春日市の人口は5万人後半なので、私が住んでいる市の6倍ぐらいの人が漢字テストを使っている。そういうのを考えると、規模の大きさがわかっていただけると思う。」と、誰にでもわかりやすい例をあげて説明した。
ミクシィは今後、mixi Platformやmixiアプリを通じて新たな市場とmixiを創造していくとしている。
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