ロビー・キーンのリヴァプールでの日々にピリオドが打たれる日は近いかもしれない。
 25日に行われたFAカップ4回戦の対エヴァトン戦で、19歳のデイヴィッド・ヌゴグに先発の座を奪われ、マージーサイドで辛い時を過ごすアイルランド代表ストライカーの退団説に再び火がついた。
 移籍金2000万ポンド(約40億円)でリヴァプールへやって来たキーンだが、ラファエル・ベニーテス政権下でレギュラーポジションを確保できず、フラストレーションを募らせている。
  25日のセレクションについて、ベニーテス監督は「ロビーをしばらく見ていないが、すべての選手がチームに関わるのを望み、除外されれば不満を持つのは分かっている。私はロビーを選ばなかった、ただそれだけのこと。彼は怪我していない。ヌゴグはリザーブ戦で2ゴール決めているから、適切な選択だった」と説明している。