カリフォルニア州南部で発生した山火事で、約26,000人以上に避難命令が出されたが、避難の際、略奪行為を防止するため、必ず家にカギをかけるよう、ロサンゼルス市警察は注意を呼びかけている。

15日夜、ポーターランチに住む男性が避難先から自宅へ戻ってきたが、女性2人が男性の家から家財道具を運び出しているところに出くわした。2人は駆けつけた警官によって逮捕された。男性は、カギをかけ忘れて避難したと述べている。
関係者の話によると、消防署から避難住民に消火活動のため、カギをかけずに避難するという要請が間違った噂として伝えられ、それを真に受けた避難者がわざとドアを開け放したり、窓にカギをかけないケースがある模様。「消火作業には全く関係がないため、必ずカギをかけるように」と注意している。
13日、ロサンゼルス近郊から南部オレンジ郡の3ヶ所でほぼ同じ頃発生した山火事は、季節風「サンタナウインド」にあおられ、2万エーカー(約8000ヘクタール)以上を焼失する大規模なものとなった。火の勢いは衰えてはいるが、16日を過ぎても延焼している。

米国発。「煙草は砂漠で・・」禁煙市条例、続々発効。
米国発。相手が悪かった「オヤジ狩り」の少年返り討ちに。
子連れでドライブ・バイ・シューティング

(編集部:かとう まゆ)

−ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載−
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!