ロビーニョのマンチェスター・シティ電撃移籍で夏の移籍マーケットの幕が閉じ、レアル・マドリーのオフィスは静けさを取り戻したが、クラブの将来を見据え動き始めている。ミヤトビッチSDのスケジュール帳には「来週からセルヒオ・ラモスへの“終身契約”の交渉に着手」が書き込まれている。

 現在22歳のセルヒオ・ラモスは次世代の中心選手としてクラブに期待されている一人であり、クラブ側は10年の契約延長を提示するつもりであるようだ。”終身契約”と言う意味合いではラウル、グティ、ファン・ニステルローイ、カシージャスと言った選手に続くことになる。

 終身契約のニュースについてセルヒオ・ラモス自身は「すごいニュースだ。レアル・マドリーで僕はとてもハッピーだし、希望はこのクラブでキャリアを終えること」とコメント。契約延長に前向きさを見せている。

 2011年、キャプテンのラウルは契約を終え、おそらく現役生活にピリオドを打つことになる。レアル・マドリーでキャプテンを務めるのはカシージャスになるだろうが、セルヒオ・ラモスもキャプテンの一人に任命されると考えられている。そして、中心選手としてチームを引っ張っていくことになるだろう。

(スペイン通信)