Cocco × 是枝監督、初のドキュメンタリー映画が公開決定

　昨年11月、沖縄限定で発売したシングル「ジュゴンの見える丘」を大反響により全国でリリースし、その後スタートした全国17ヶ所18公演のツアーを今年1月の日本武道館2DAYSで終えたCocco。12月には、是枝裕和監督により歌手Cocco初となるドキュメンタリー映画「大丈夫であるように ―Cocco 終らない旅―」の全国公開が決定した。

　1997年シングル「カウントダウン」でのデビューとともに瞬く間にヒットを飛ばし、聞き手の心に迫るヴォーカルと圧倒的なパフォーマンスで、一躍日本の音楽シーンに躍り出たCocco。2001年4月、突然の音楽活動中止後も、故郷・沖縄での「ゴミゼロ大作戦」の開催、ベストセラーとなった絵本の執筆などでもその才能と行動力を発揮し、様々なアーティストにも多大なる影響を与え続けている彼女に、「誰も知らない」「歩いても 歩いても」など国内外でも評価の是枝監督が密着した。

　歌うことで、何ができるのか？生き続けることで、何が生まれるのか？　デビュー10年目の節目に開催された全国ライブツアー、そして地元・沖縄での日常に、是枝監督は静かに寄り添い、一人の“うたうたい”の魂の軌跡を映し出した。2つの類まれなる才能の出会いが生み出した、新たな希望の物語となる。

Coccoの旅に同行した。
きっかけはライブ・アースでジュゴンのことを語り、唄う、彼女の姿を見たことだった。
僕の中で何かが震えた。何かしたい――素直にそう思った。
だから、撮らせてもらうことにした。泣きながらカメラを回したのは生まれて初めてだ。

映画監督 是枝裕和

公開劇場
東京・シネマライズ、ライズX／大阪・梅田ガーデンシネマ／京都・京都シネマ／愛知・伏見ミリオン座／北海道・札幌シアターキノ／福岡・KBCシネマ／石川・シネモンド／沖縄・桜坂劇場 他

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