全米の10代が選ぶ“最もホットな女性”、ヴァネッサ・ハジェンズ

　2006年1月の初回放送以来、全米のみならず世界100カ国以上で放映され、1億6千万人以上の人々が視聴したディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー「ハイスクール・ミュージカル」。同作でヒロインを務め大ブレイクしたヴァネッサ・ハジェンズ（19）は昨年、映画・音楽・スポーツ・テレビなどの各分野で活躍するスターや作品を対象に、全米のティーンエイジャーが人気投票を行う「2007ティーンズ・チョイス・アワード」で、エイミー・ワインハウスやリリー・アレンを抑えて「チョイス・ブレイクアウト・シンガー賞」（女性新人歌手部門）を受賞。今月3日に行なわれた「2008ティーン・チョイス・アワード」では、“最もホットな男性”に選ばれたジョナス・ブラザーズと共に見事“最もホットな女性”に選ばれた。

　1988年12月14日、カリフォルニア州サリーナスで生まれたヴァネッサは、ダンス、ピアノ、ボイストレーニングを経験。3歳で初めてステージに立ち、9歳で舞台デビューを果たした天性のアイドルで、2003年には映画「Thirteen」と「Thunderbird」でスクリーンデビューを果たしている。「ハイスクール・ミュージカル」での成功後も、2006年9月にはアルバム「V」でソロデビューを果たし、今年6月には続くセカンドアルバム「identified」が日本先行でリリース。2作のソロアルバムでは、「ハイスクール・ミュージカル」のイメージに捕われることなく、等身大の自分自身を表現すべくバラエティ豊かな歌詞とサウンドに挑戦している。

　ヴァネッサは「ハイスクール・ミュージカル」の中で、自分とは対照的なバスケットボール部のキャプテンで学校の人気者トロイ・ボルトンと出逢い、歌うことの楽しさに目覚めていく数学界の天才で優等生、ガブリエラ・モンテスを熱演。トロイ役のザック・エフロンとのデュエットだけでなく、ソロでの「When There Was You And Me」（ハイスクール・ミュージカル）、「Gotta Go My Own Way」（ハイスクール・ミュージカル2）では、感情豊かな表現力と透き通った歌声を惜しみなく披露している。

　そんな中、アメリカでは10月24日より待望の新作「HIGH SCHOOL MUSICAL 3 SENIOR YEAR」が劇場公開。来年2月には日本での公開も予定している。先月11日に発売された、ティーンに絶大な人気を誇る「ELLE girl」8月号で、ヴァネッサは表紙に抜擢。同誌のインタビューでは、交際が報じられているザック・エフロンだけでなく、自分を支えてくれている家族や女友達に対しても感謝の気持ちを述べた上で、「どの関係ともうまくバランスをとって楽しくやっていきたいと思っているの。そう、女優とシンガーのバランスをうまくキープするようにね」と語っている。

　昨年はプライベートでの写真が流出する騒ぎも起きたが、子供達のお手本としてその責任を真摯に受け止めている彼女に今後の活躍を期待しているのは、全米の10代だけでは決してないだろう。

・「海外ティーンアイドル」特集ページ

・Vanessa Hudgens Official Website｜HIGH SCHOOL MUSICAL - avex network
・ハイスクール・ミュージカル｜ハイスクール・ミュージカル２ - ディズニー・チャンネル
・High School Musical 3 -- The Official Website