元WBAライトフライ級王者にして、同フライ級1位の亀田興毅(協栄)は、22日、自身8ヶ月振りとなる復帰戦に挑んだ。ノンタイトル10回戦として行われた試合では、WBAライトフライ級13位のレクソン・フローレス(フィリピン)を相手に1Rからダウンを奪い、最後は3−0の判定で勝利を挙げた。

今回の試合では、興毅のトランクスに、お笑い芸人・たむらけんじが運営する「炭火焼肉たむら」のネームが入り、そのスポンサードも話題の一つとなったが、これに敏感に反応したのが、芸能界のご意見番、和田アキ子だ。

自らが経営に携わる、お菜屋「わだ家(わだや)」を東京・大阪と2店舗を構える和田アキ子。23日放送の情報バラエティー番組『アッコにおまかせ!』(TBS)内で、安東弘樹アナが「炭火焼肉たむら」のスポンサードを推定100万円と説明するや、これが和田アキ子にとって、予想以上に安いと感じたのか、大きな関心を示した。

また、番組内では、和田アキ子に対して「金額なんか関係ないよ。好きな所につけてやるよ」といった興毅のメッセージが読み上げらると「えっ?えっ?」と驚きの声を発したものの、すぐ冷静となり「ねえ、値切ればいいやん」とコメント。

同コーナーの最後には「経営はわからんのですよ。私は宣伝部長ですから」と濁したものの、「でも、(100万程度なら)ボクシングに限らずできるやん」と前向きな姿勢を見せたのだった。
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