中島美嘉「ここじゃない何処かを」

　北乃きい・福田沙紀出演のドラマ「ライフ」の主題歌として書き下ろした「LIFE」が、“いじめ”をテーマにしたドラマの展開とともに話題を呼んだ中島美嘉。その前作からわずか1ヶ月半、今月3日には通算24作目となるシングル「永遠の詩」を発表した。

　今月6日からは「永遠の詩」を主題歌に起用した、豊川悦司・天海祐希出演による映画「サウスバウンド」が全国公開。ハチャメチャだが自らの信念に従い突き進む父と母、その姿を目の当たりにして徐々に変わり始める子供たち。普遍的な想いをレゲエサウンドに乗せ、中島美嘉の奏でる情感豊かな歌声が、都会の喧噪を離れて穏やかな時間が流れる南の島を思わせる。

　一つのイメージに捕われることなく、常に新しいことに挑戦し続ける中島美嘉。「永遠の詩」には、「ここじゃない何処かを探している」という歌詞に象徴されるように“地上の楽園”というテーマが込められている。「“いつも新しいことをやりたい”というのも、そういうことだと思うんですよ。ただ音楽に関しては今まで、こちらから探していくというよりも、必ず出会えてきたんですよね。誰かに出会ったり、いい曲にめぐり会うことで、自然と新しいことに向かっていける。私は運がいいんです。」と彼女は語る。

　同作のカップリングには、勝手にしやがれとの共作によるジャズの名曲「You'd Be So Nice To Come Home To」のカバーを収録。「永遠の詩」で見せた表情とは一転して、女性的な色気のあるウエットな歌声を響かせている。Sony Music Online Japanでは7日24時までの期間限定で、「永遠の詩」のビデオクリップがフルコーラスで公開となる。

・中島美嘉｜勝手にしやがれ - アーティスト情報

・映画「サウスバウンド」公式サイト
・Sony Music Online Japan