セリエA第4節が各地で行われた23日、フィオレンティーナはアウエーでカターニャと対戦し、1−0の勝利を収めたがトラブルが勃発した。

この試合でフィオレンティーナのFWビエリが同僚FWのムトゥにビンタしたことが問題視されている。この件についてビエリは「あれはビンタじゃなく、会話だ。俺と彼は互いに理解しあっている。インテルで一緒にプレーしていた時も同じことをしていた。気合を入れるために。『俺にもっとパスを回してくれ』と頼んだだけで、ムトゥがそれに応えてくれた。結局、俺がシュートを2度も外してしまったから、ムトゥが俺にパスを出さない方が良かったのかもしれないが…」と苦笑いを浮かべながらいきさつを説明した。

一方、ビンタを受けたムトゥは「ビエリのことは昔から知っている。試合中にはよくあること。ビエリは自分に『もっとボールを回せ』と言ってきて、それに従っただけのこと、何の問題もない」と短くコメント。両者とも喧嘩ではないことをアピールした。