日立 「この樹なんの樹」伐採危機を救う
日立製作所のテレビCMで、「この樹なんの樹…」の歌とともに登場する大樹が伐採の危機に面し、それを日立が救っていたことが2007年1月30日わかった。その樹はハワイのモアナルア・ガーデンパーク内にあって、正式名称はモンキーポッドといい、樹齢約130年。リゾート開発の波を受けて伐採される可能性が出てきた。日立はこのほど同パーク経営者と、パーク維持・管理やCMに利用するため使用料として年間約40万ドル(約4,800万円)を支払う契約を結んで、伐採から大樹を守った。日立のこのCMは1973年から続いており、樹の方は途中で何度か交代したが、現在は初代の樹に戻っている。