J1初アシストの17歳久保建英、データ3項目で両軍最高! パス成功率は驚異の「91.7%」
開幕3戦連続スタメンの久保 枠内シュート数、パス成功率、敵陣パス成功率で両軍トップ
FC東京の17歳MF久保建英がJ1で自身初アシストをマークし、データ3項目で両軍トップの数値を叩き出した。
FC東京は10日のJ1第3節サガン鳥栖戦で2-0と勝利し、チームは2連勝。そのなかで久保が大きな存在感を示している。
開幕3試合連続スタメン出場の久保は、要所でボールを受けて積極的にゴールへ迫る。後半13分にはMF東慶悟のスルーパスに反応した久保が相手ペナルティーエリア左で受けると、角度のないところからシュートを放つ。これは相手GK大久保択生の好セーブで阻まれたが、意表を突いた一撃で会場を沸かせた。
後半43分にオウンゴールでFC東京が先制したなか、後半アディショナルタイムに久保が魅せる。左サイドでMF大森晃太郎のスルーパスに抜け出した久保は、一気にスピードアップしてペナルティーエリア左まで進入。相手DFと対峙しながら、ファーサイドで駆け引きしていたFWジャエルの動き出しを見逃さず、相手から離れるようにマークを外した瞬間に絶妙な強さとタイミングでパスを送り、J1初アシストをマークした。試合はそのままFC東京が2-0と勝利を収めている。
データ分析会社「OPTA」の公式ツイッターは「久保建英は今試合では枠内シュート数(2本)、パス成功率(91.7%)、敵陣パス成功率(90.5%)が両チーム最多だった。本領」と速報。久保がデータ3項目で両軍トップの数値を残したと記し、本領を発揮したと称賛した。
J1の舞台で経験を積んでいる17歳アタッカーは、大きく飛躍しそうな予感を漂わせている。(Football ZONE web編集部)