有働由美子なきNHK プチ別居報道炎上に見る女性視聴者との溝

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7月9日放送のNHK「あさイチ」で紹介された「プチ別居」が、物議を醸している。

プチ別居とは「夫婦間の不満を解消するために妻が1日から1週間、家を出ること」だという。番組では実際に夫が休みの日に出かけ、“別居”する主婦に密着。ずっと家事と育児に励んでいた彼女は、8年ぶりにママ友と飲み会。ホテルで1泊し、帰宅していた。

番組ではプチ別居について「家事をしている側が短い時間でも離れることにより、夫婦関係をリフレッシュできる」と説明。しかしネットでは《専業主婦がたった1日友達と飲みに行くだけのことを「プチ別居」とか呼ぶのやめてほしい》《お父さんがやっても別居って言わないよね?最悪》と女性の不満が爆発している。

「今回の放送、有働由美子アナ(49)のいなくなった穴が浮き彫りになったといえます。有働さんなら番組内で女性の立場から意見していたはず。制作側と世の女性とのズレが出ているということは、女性視聴者が多い同番組にとって大きな痛手となりそうです」(テレビ局関係者)

同局といえば、3日放送の「クローズアップ現代+」で取り上げた「息子介護」にも厳しい声が上がっていた。

家事に慣れていない息子たちは介護に四苦八苦するというが、女性たちからは《親を介護するのは子供なんだから息子を強調するのは如何か》《娘介護は楽、みたいな放送やめて》との訴えが。

さらに“息子”たちは助けを求めるのが苦手との説明や、異性であるため母のオムツを替えるのがしんどかったと話す男性も登場。だが《娘だって助けてもらうために必死に声あげてるんだよ?何言ってんの》《娘だって父親の介護なら一緒じゃん。なんで男だからって問題になるの?》との声も上がっていた。

有働なきNHKは、これから女性との溝を埋められるのだろうか。