明石家さんまが、4月15日放送の『行列のできる法律相談所 さんまVS怒れる美女3時間!元国会議員の美女VS話題夫』(日本テレビ系)で、京都の祇園に出入り禁止だと告白した。

 ゲストの女優・田畑智子が登場するとさんまは「俺、祇園出入り禁止やねん。祇園に芸子(のいる席)に行ったら、『そうだっちゃ』とかなまった芸子ばかりで、それを『ひどいで』と『笑っていいとも!』でしゃべった」と明かした。

 すると、祇園で300年続く老舗料亭で偉い立場にいる田畑の祖母が「何てひどいことを言うんだ!」と怒り、出入り禁止となったという。

 田畑もその話を認め、「おばあちゃんから聞いていましたし、父からも『気を付けや』と」、今回の出演にやんわり注意があったという。

 その結果、さんまは「当分の間、京都に行かなかった。どうしても行かなければいけないときは河原町をすごいスピードで走っていた」と話して、笑いを誘っていた。

 奈良県出身のさんまにとって京都は、笑福亭松之助に入門して半年もしない時期に初舞台を踏んだ「京都花月」のある思い出の場所でもある。

 当時を振り返り、「初舞台では緊張で頭が真っ白になって、ネタをやり直した」と2015年1月11日放送の『なるみ・岡村の過ぎるTV』(ABC)で明かしていた。

 2015年10月10日放送の『明石家電視台in京都』(MBS)では、さんまが京都を訪ねて京阪電車に乗り、「40年ぶり」と話していた。
 

 また、2015年10月19日放送の同番組では、今くるよが弟子時代のさんまについて「動きが違う。弟子はよく怒られるけど、(師匠が求めているものを)感知するレーダーがあった」と絶賛。「かっこよかったし、こういう方が総理大臣になったほうがええと思う」とまで褒めたたえていた。

 冗談でなまりを指摘した発言が大げさになってしまったさんまだが、縁のある京都だけに早く「出禁解除」されることを期待したい。