8得点を挙げるなどチームを牽引した神戸の主将は、ブラジル人助っ人3名をピックアップした。写真●川本学

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 2017年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票によって年間MVPを決定する、恒例の「ベストプレーヤー企画」。今回は生え抜きDFの岩波拓也が浦和に加入するなど、早くも移籍動向が気になる神戸から渡邉千真、藤田直之、三原雅俊、渡部博文、キム・スンギュの5名がアンケートに協力してくれた。同じシーズンを戦った選手たちをいったいどのように評価したのだろうか。さっそく投票結果を見ていこう。
 
●渡邉千真(FW)
1位▶クリスティアーノ(柏/FW)
2位▶エドゥアルド・ネット(川崎/MF)
3位▶レオ・シルバ(鹿島/MF)
 クリスティアーノ選手はシュートの選択肢が豊富で、セットプレーも蹴れる。2位は、ボ ール捌きが早くて対戦相手としてやりづらかったE・ネット選手、3位には攻守ともバランスよくこなせるL・シルバ選手を選んだ。
 
●藤田直之(MF)
1位▶レオ・シルバ(鹿島/MF)
2位▶エドゥアルド・ネット(川崎/MF)
3位▶ソウザ(C大阪/MF)
 攻守両面で圧倒的な存在感を放つL・シルバ選手が1位。2位は、高身長ながら細かいパスワークとボールを運べる能力が高いE・ネット選手に。3位のソウザ選手はボール奪取に優れキックの精度も高いところが印象的です。
 
●三原雅俊(MF)
1位▶ビクトル・イバルボ(鳥栖/FW)
2位▶手塚康平(柏/MF)
3位▶クリスティアーノ(柏/FW)
 V・イバルボ選手は、速さ、強さ、上手さの三拍子が揃った良いストライカーだと思った。足もとの技術の質が高い手塚選手もインパクトがあった。クリスティアーノ選手は、シュートの精度に加えて、献身性も素晴らしい。
 
●渡部博文(DF)
1位▶ビクトル・イバルボ(鳥栖/FW)
2位▶クリスティアーノ(柏/FW)
3位▶マルティノス(横浜/FW)
 V・イバルボ選手の日本人には無い身体能力とスピードには驚いた。クリスティアーノ選手はどこからでもシュートを狙える怖い選手という印象。スピードがありドリブルの切り替えしが深いマルティノス選手も厄介だった。
 
●キム・スンギュ(GK)
1位▶中村憲剛(川崎/MF)
2位▶小林 悠(川崎/FW)
3位▶家長昭博(川崎/MF)
 トップ3を選ぶなら、川崎の選手たち以外いません。中村選手はサッカーをよく知っている。小林選手とのコンビネーションは脅威だった。その小林選手は、ゴール前での動きが秀逸。センスに優れた家長選手も印象深い。