文書のPDF化には「Adobe Scan」がおすすめ、スピーディなキャプチャ&PDF内の文字検索にも対応:iPhone Tips
アドビは今年の6月、新アプリ「Adobe Scan」の提供を開始しました。これまでもアドビはいくつかのアプリを展開してきましたが、今回のアプリでは生成したPDFファイルから、文字検索が可能です。ここでは、手軽な操作でいままでより情報量の多いPDFファイルを作れる「Adobe Scan」の使い方を紹介します。

【ギャラリー】アドビの新アプリ「Adobe Scan」を試そう (9枚)

まずはアドビに会員登録しよう

「Adobe Scan」には、「文書のスキャンが早い」「作成したPDFファイルで文字検索ができる」という利点があります。利用するには、アドビへの会員登録が必要です。「App Store」からアプリをインストールしたら、氏名やメールアドレスを入力し、会員登録を済ませましょう。


▲「Adobe Scan」を開き、「新規登録」をタップ(左)。氏名やメールアドレスなど必要事項を入力し、「Adobe IDを取得」をタップ。これでアプリを使えるようになる(右)


文書をキャプチャする

会員登録が済むと、文書のキャプチャ画面に切り替わります。iPhoneのカメラを文書に向け、データを取り込みましょう。取り込んだデータは、画面右下にあるサムネイルに表示されるので、これをタップし、編集画面に進みます。


▲文書にカメラを向け、キャプチャする。画面右下にサムネイルが表示されるので、それをタップ(左)。取り込まれたデータが表示された(右)

次に、データの体裁を整えます。画面下部にあるアイコンをタップし、文書を切り抜いていきましょう。


▲画面下部にある「切り抜き」のアイコンをタップする


▲文書の四辺にあるガイドを動かして体裁を整える。次に、「完了」をタップ(左)。体裁が整っているか確認し、「PDFを保存」をタップする(右)


作成したPDFファイルを確認しよう

キャプチャしたデータをPDFで保存すると、保存ファイルの一覧が表示されます。作成したPDFファイルを確認するには、この画面で「Acrobatで開く」をタップしましょう。


▲「Acrobatで開く」をタップ(左)。PDFファイルが表示された(右)

ここで、「Adobe Scan」の特徴である文字検索を試します。画面下部にある虫眼鏡のアイコンをタップし、検索したいキーワードを入力すると、文書内に検索結果が表示されます。


▲虫眼鏡のアイコンをタップ


▲検索したいキーワードを入力し、「検索」をタップ(左)。文書内に検索結果が表示された(右)

文書検索以外にも、これまでのアドビアプリと同様に、編集アイコンを活用することで、文書内に書き込みを入れたり、テキストを入力したりできます。


▲「注釈」のアイコンをタップ(左)。編集アイコンを使って、文書内に書き込みやテキストの打ち込みができる(右)