24時間テレビのテーマ”告白”に騒然?亀梨和也がバンドラの箱開けるか

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 日本テレビは8月に放送される『24時間テレビ 40』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーに、嵐・櫻井翔(35)、NEWS・小山慶一郎(32)、KAT-TUN・亀梨和也(31)の3人を起用すると15日、発表し話題になっている。

 それぞれに同局放送の『NEWS ZERO』『news every.』『Going!Sports&News』のキャスターを担当している3人。ファンにとっては、こうしたグループの垣根を越えた組み合わせに胸が高鳴っている一方で、今回の番組のテーマが「告白」と題されることに苦言を呈するファンも居るようだ。原因は櫻井と小山が今年報じられた女性関係のスキャンダルだろう。ネット上では「意味深すぎる」「いろいろなんか考えちゃうよね」「いま櫻井、小山に告白はダメでしょ……」といったコメントが寄せられている状態だ。

 こうしたスキャンダルにまつわる「告白」がなされることは限りなくゼロに近いと思われるが、関係者の間では、残る亀梨に「告白」の焦点があてられるのではないかと言われている。

■妥当で無難な決断?

「亀梨のグループ・KAT-TUNは昨年から“充電中”です。現在、同局で放送中の亀梨が主演しているドラマ『ボク、運命の人です。』では、当初主題歌を彼らが担当するのではという期待も持たれましたが、結局実現しませんでした。元メンバーの田口淳之介(31)が脱退して3人になった心境や、辞めていったメンバーへの思いなどを『告白』するという可能性は十分にあるでしょうね」(芸能記者)

 今回のテーマは、櫻井、小山ファンに限らず、活動再開を望むKAT-TUNファンにとっても「意味深」なテーマとなっているようだ。また、グループ間をまたいだメインパーソナリティの抜擢には理由があるという。

「知名度で言えば嵐でもいいくらいなのですが、彼らは冠番組での視聴率が悪いという評判が多い。NEWSについてはメンバーのソロ活動は充実しているものの、グループ単位になるとインパクトに欠ける。充電中のKAT-TUNをメインにさせると『ジャニーズが番組を私物化している』というクレームが飛ぶことになりかねない。そこで、キャスターとしてほぼ“日テレ準社員”的な位置にいる彼らを据えるのが、無難としたようです」(前出・記者)

 起用については“ジャニーズのゴリ押し”と批判されることも少なくないが、そのプッシュの方法も一筋縄ではいかないようだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。